「鈍考donkou」の想い 時間の流れの遅い場所をつくりたい。そのために設計された私設図書室と喫茶が「鈍考donkou/喫茶 芳 Kissa Fang」です。 人を取り巻く日々の流れが加速するなか、社会のシステムやテクノロジーが求める速度から、敢えて鈍くあること。そして、人としての愉しさや健やかさについて自発的に考え続けること。それが、「鈍考」で促したい時間です。 ゆっくりと焙煎し丁寧に淹れた珈琲を味わいながら、本を読む。なんということのない孤独な時間と、書物という過去の誰かとの交感が、これからの人間の創発や豊かさの基盤になると信じて、ここに「鈍考」をひらきます。 「鈍考donkou」について 「鈍考」とは、BACH代表・ブックディレクターの幅允孝が主宰する私設図書室と、併設する「喫茶 芳」のことです。 有限会社BACH(本社:東京都渋谷区)の京都分室となる「鈍考」は、市中から少し離れた檜