仙台市泉区市名坂のパチンコ店で26日、遊技中の男性客が頭部を切りつけられた事件で、宮城県警泉署は27日夜、宮城県大和町吉岡、無職早坂海依都(かいと)容疑者(21)を殺人未遂容疑で緊急逮捕した。「殺そうと思ってやった」と容疑を認めているという。 署によると、逮捕容疑は、26日午後9時50分ごろ、パチンコ店「スーパーラッキー泉店」で、仙台市青葉区の会社員男性(52)の後頭部などをおので複数回打ち付けるなどして、殺害しようとしたというもの。男性は頭の骨が折れるなどの重傷を負った。調べに対し、早坂容疑者は「パチンコ店で遊技している人をよく思わない」といった趣旨の供述をしており、動機などを詳しく調べている。 署は、事件後に駐車場から走り去った車を複数の防犯カメラなどから絞り込み、自宅にいた早坂容疑者に任意同行を求めて事情を聴取。犯行を認め、凶器に使ったというおのが供述通りに自宅付近から見つかったこと