店内のインテリアに凝っている店はトイレにもこだわっているところがけっこうある。伊豆の下田に「邪宗門」という喫茶店があって、そこのトイレが雰囲気がよくて、下田を訪れる度に行っていた。以来、ちょっとおしゃれな店に入ると、 「ここのトイレはどんなだろう?」 と思うようになった。 一方、列車のトイレといえば、そもそも付いてないか、あっても狭いし揺れるし使いづらいものというイメージがあるかと思う。が、JR九州の特急にはヘタなホテルより感じが良いのではという車両がゴロゴロある。ならば、そのトイレはどうだろう? ちょうど先日、2日間で8種類の列車に乗る機会があったので、その時に各車のトイレをチェックしてみた。 (T・斎藤)