部屋を整理していたら、6年前「9.11」の2、3週間後に入手した数冊の雑誌が出てきました。 『ニューズウィーク』と『USニュース&ワールド・レポート』 、、『タイム』がないけれど、たぶん偶然売ってなかっただけ、 『ニューズウィーク』と同じくらい嫌いなので他意はありません。 そこで、部屋の整理はそっちのけで、 当時「911の物語」っていうか「テロとの戦い物語」がどんなふうに構成されていたのかを、写真で検討してみることにしました。 わたしが思うに、これらの記事には歴史や経済的背景が全くというほど抜け落ちているので、 イメージだけが雄弁で、わかりやすい、ブッシュ的な善悪二項対立になっています。すなわち アメリカ的なイメージとしては、 「悲しみ」を乗り越え「愛国心」をもち、そして「打ち克つこと」 「イノセント」「思いやり」「協力」。さらにテクノロジーをはじめとした「文明的な秩序」 (色も華やかで明