IBMは今週、東芝やソニーと共同開発するCellプロセッサをベースにしたブレードサーバのデモを行うとみられている。 Cellプロセッサは、「PowerPC」のプロセッシングコアを持ち、それを8つの専用コアで補完してチップの計算能力を引き上げる。また、同プロセッサは、ソニーからまもなく登場するゲーム機「PlayStation 3」の頭脳でもある。 IBMは、Cell版ブレードサーバの用途について語ってはいないが、ハイパフォーマンスの技術計算向けになる可能性が高い。IBMはこの市場に力を入れており、Cellが搭載する8基のSynergistic Processing Engine(SPE)も高速計算に適している。 IBMは、2月8日に第2世代のBladeCenterをニューヨークで発表するが、Cellのデモはこのとき行われる見込みだ。このイベントに詳しいに情報筋によると、新しいBladeCen