日本IBMは2月14日、ブレード・サーバーの新製品を発表した。藤本司郎システム製品事業xSeries&IntelliStation事業部長は、「Webサーバーの用途だけでなく、教育機関における解析処理や金融機関でのシミュレーションなど、高性能コンピューティング(HPC)分野でも使える性能を確保した」と説明する。 発表したのは、ブレード・サーバーの「IBM BladeCenter JS21」と、ブレード・サーバーを格納するきょう体「IBM BladeCenter H」。BladeCenter JS21は、シングル・コアとデュアル・コアの両方に対応したPowerPC 970MPプロセサを2個搭載する。処理性能は従来製品の約3倍。価格は39万9000円(税別)から。動作OSはAIX 5Lと64ビット版Linuxである。 一方、IBM BladeCenter Hの特徴は、「ブレード・サーバーときょ
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