前にウェブで連載されていたときの 「ほぼ日の就職論。」も読んでましたけど、 それをまとめた本のタイトルが 『はたらきたい。』というのは、 なんていうか、ちょっと、すごいなぁ。 この本をどうとらえるかっていうのを ずっとぼくも考えていたんだけど、 『はたらきたい。』っていうタイトルをつけたら、 急に楽になったんですよ。 なんていうのかな、世の中の風潮としては、 はたらくことって、「イヤなこと」みたいに とらえているでしょう?
![ほぼ日刊イトイ新聞―星空の下の仕事観。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/532a6fa2ca22286af2ed94ffd44afe082728192c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.1101.com%2Fjob_study%2Fiwata%2Fimages%2F01_01.jpg)
あのね、ま、言いづらい話なんですけど、 世の中には「頭のいい人になりたい人」というのが すごくたくさんいてね、多くの場合、 その人たちが迷惑をかけるんですよ。 なぜかというと、頭のいい人になりたい人たちは、 すごく頭のいいことを考えて、 みんながそれに従えば 世の中がよくなると思ってるんです。 で、法律や、決まりや、 マニュアルをたくさんつくる。 それに従えば幸せがやってくると思って。 「1、こうするといいぞ」とか、書くんです。 でも、みんなは、頭のいい人の思惑を外れて、 「えっと、4番はなんでしたっけ?」とか、 「俺、じつは読んでないんですよ」とか、 「まぁ、いいじゃないですか」とか言うわけです。 そうすると、頭のいい人になりたい人たちは、 「どうして大衆ってバカなんだろう」って もう、涙を流しながら思うんです。 「だから戦争が起こるんだ」とか言うんです。 でもね、彼らが言うようなことが
うまく行っているんですよ。 いい感じで、ほめられるんです。『Wii Fit』に。 体重も、体脂肪も、問題ないと。 「あなたはなかなかいいんじゃないですか」 みたいなことを言われるんですね。 で、まぁ、うれしがっているんですが。
第1回 シリコンバレーって、谷なの? ふとそんなことを考えました。 シリコンバレーの「シリコン」は コンピューターの部品を作る材料の 「シリコン」で、 「バレー」は谷という意味ですから、 日本風に言えば「シリコンの谷」と いうことなります。 仕事の帰りに高速道路を走っている時に 「谷だっけ?」と考えたものですから、 辺りをみまわしてみましたが、 どう考えてみてもここは谷には見えません。 僕の働く会社は、 サンフランシスコ湾に面した沼地の横にあり、 どうも埋立てて作ったような所にあるのです。 谷に海があるなんて おかしいですよね。 でもここはコンピューター産業の世界的な中心地、 「シリコンの谷」のど真ん中なんです。 辺りを見回して、 素直に印象を口してみると、 海に面した平野です。 谷じゃありません。 だから、ここに初めて来たとき、 えも言えぬ違和感を感じました。 シリコンバレーという言葉か
第30回 プロジェクトの進め方について 詳しく教えて。 前回、開発チームが小さい方が 開発効率が高まるという話をしました。 今回もそれに引き続いて、 プロジェクトの進め方や、生産性の話です。 僕がチームの生産性の向上に 一役買っていると思うやり方というのは、 プロジェクトチームの中で仕事を割り振るとき、 どうやって仕事を割り当てるかという方法です。 とはいっても、蓋を開けてみれば大したことではないので 改めて書くほどのことでもないかもしれませんが、 しかし理にかなった方法だと思うので、 紹介したいと思います。 1番のポイントは、 基本的に誰が何をやるのかを決めるのは、 その仕事をする本人だということです。 マネージャーに 「これをいついつまでにやれ」 と指示されるわけではないのです。 マネージャーやチームリーダーの仕事は、 次にチームが解決しなければならない問題を洗い出し、 テーブルの上に
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