米パセリーズ・パーク市の「慰安婦」碑をめぐって、碑を支持し日本側の撤去要請を批判する新聞広告(5月29日、NYタイムズ)についてこもりんが自身のブログでエントリを書いています。 日本の右派が主張し国際社会から跳ね返された論法の繰り返しばかりで論評に値しないのですが、一点だけ、その広告に固有の論点があるので言及しておきます。 ごく簡単に考えても、この記述には以下の重大な間違いがあります。 (1)ナチス・ドイツがユダヤ民族600万人を虐殺したことを日本の「慰安婦」問題と同等にみなしている。 ごく簡単に考えても、この記述には以下の重大な間違いがあります。 (1)新聞広告が比較しようとしているのはホロコーストと従軍「慰安婦」制度ではなく、それぞれについての(西)ドイツ政府(ないしその政治指導者)と日本政府(ないしその政治指導者)との態度である。 (2)「同等」とはどのようなことを意味するのかが曖昧