昨年10月、大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、いじめとみられる行為を生徒17人が体育祭の日に「目撃した」と証言していることが、市教委による全校生徒アンケートでわかった。 伝聞を含めると計38人がこの日に同様の行為があったと認識しており、滋賀県警は暴行容疑の加害者とされる同級生らから近く事情を聞き8月中にも立件の可否を判断する。 県警幹部によると、加害者とされる同級生は3人で、昨年9月29日、体育施設で行われた体育祭で、男子生徒の手足を鉢巻きで縛って羽交い締めにして殴ったり、口を粘着テープで塞いだりした疑いが持たれている。