大リーグ最多安打記録を保持するピート・ローズ氏が、日米通算安打記録で自身の安打数に1本差としたイチロー(マーリンズ)について、「日本では、高校時代の安打も数えるようになるだろう」と語ったと、米紙USAトゥデー(電子版)が13日、報じた。 ローズ氏は「大リーグと日本の野球が同じレベルだと言う人はいないだろう」とも述べた。(宮崎薫)
岩手県矢巾(やはば)町で5日、同県紫波(しわ)郡の中学2年の男子生徒(13)が電車にひかれて死亡し、ノートにいじめを受けていたとの記述が見つかった問題で、生徒が通う学校の校長が7日夜、記者会見した。 校長は、ノートの内容について担任教諭から報告を受けていなかったとし、「学校としていじめがあったと認識していなかった」と述べた。 会見で校長は「定期的ないじめ調査でも報告はなく、学校側としていじめがあったとは認識していなかった」と説明。男子生徒が「死にたい」などと記述した生活記録ノートについては、「生徒が亡くなってから見て、衝撃的な言葉や表現に驚いた」と述べたが、亡くなるまではノートの中身は校長自身は知らなかったとした。担任教諭は学校を休んでおり、まだ話は聞けていないという。 しかし、「いじめの可能性を否定せずに調査をし、保護者に説明する」と語り、全校生徒へのアンケートや担任教諭、同級生への聞き
【北京=牧野田亨】上海にある食品加工会社「上海福喜食品」が品質保持期限を過ぎた肉をマクドナルドなどに出荷していた問題について、中国の食品安全担当部門である国家食品薬品監督管理総局は全面的な調査に乗り出した。 古い肉の混入、保証期間の書き換え、検査対策――。中国メディアは日常的に行われていた不正工作を暴露し、取引先のファストフード店などが一部商品を中国国内で販売停止にするなど、影響が広がっている。 日本では、日本マクドナルドとファミリーマートが同社から鶏肉を調達していた。同総局は上海市に対し、上海福喜食品の営業停止、原料と商品の差し押さえを指示した。また、徹底した調査を行い、違法行為は司法機関で刑事責任を追及するよう命じた。中国紙・京華時報によると、上海市公安局が上海福喜食品の責任者を監視下に置いたという。 同社は米食肉大手OSIグループの傘下にあり、同グループ関連の工場は上海以外にも河北、
自民党の野田総務会長は19日、インターネットの紹介サイトを通じてベビーシッターに預けられた男児が死亡した事件に関連し、「私も(サイトで)検索し、わらにもすがる気持ちでお願いしたことがある」と打ち明け、働く母親の窮状を訴えた。 実際の利用には至らなかったという。副会長を務める同党「児童の養護と未来を考える議員連盟」の会合で語った。 野田氏は2011年に長男を出産し、議員活動と育児に取り組んできた。長男は心臓手術などで約2年間を病院で過ごし、退院後の受け皿探しに苦労したという。「夜遅くとか、障害を持っているとか(の場合には)、既存のベビーシッター協会(全国保育サービス協会に改称)では応じてもらえない。(男児の)お母さんを責める声があるとしたらどうかな」と述べた。
徳島県警徳島東署は2日、徳島市南昭和町、居酒屋店員浜口卓也容疑者(26)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕した。 「酒を飲んではいない」と、容疑を否認しているという。 発表によると、浜口容疑者は同日午前4時40分頃、同市沖浜のファストフード店敷地内で、酒気帯びの状態で普通乗用車を運転した疑い。 浜口容疑者は勤務先からの帰宅途中で、ドライブスルーでハンバーガーなどを注文。料金支払い時に眠り込んでいたため、対応していた店員が110番した。駆けつけた同署員が飲酒検知をしようとしたが拒否。裁判所で令状を取って強制採血をして鑑定したところ、基準値を超えるアルコール分が検出されたという。
【ソウル=豊浦潤一】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は1日、日本の植民地支配に抵抗した1919年の「3・1独立運動」の95周年記念式典で演説した。 いわゆる従軍慰安婦問題を巡り、「55人しか残っていないおばあさんたちの傷は当然、癒やされなければならない」と踏み込んだ表現で解決を求めた。 米国の働きかけにもかかわらず、歴史問題にこだわる朴大統領の姿勢に変化はなく、安倍首相と一度も開かれていない首脳会談の見通しは依然として厳しい。 演説について韓国政府筋は、「日韓首脳会談のために安倍政権が取るべき道筋を示している」と説明した。 朴大統領は、「歴史の真実は、生存者たちの証言だ。政治的な利害のためだけにそれを認めなければ孤立を招く」と語った。菅官房長官が、河野談話の根拠となった元慰安婦の証言内容を検証するとしたことへの「警告だ」と韓国政府関係者は話す。「河野談話を継承することは関係改善の基本線。談話
山口県光市の母子殺害事件の弁護団だった弁護士19人が、橋下徹氏(大阪市長を辞職)と読売テレビ(大阪市)を相手取り、「テレビ番組で懲戒請求を呼びかけられ、名誉を傷つけられた」などとして総額1億1550万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が28日、広島高裁であった。 小林正明裁判長は、請求を退けた1審・広島地裁判決を支持し、弁護士側の控訴を棄却した。 昨年4月の1審判決は「橋下氏の発言は弁護活動を批判するための表現に過ぎず、論評の域を逸脱したものとは言えない」とした。 この発言を巡っては、07年に弁護団の4人が橋下氏を相手取って提訴。1、2審は橋下氏に損害賠償を命じたが、11年の最高裁判決は「軽率な言動だが違法とまで言えない」とし、橋下氏の逆転勝訴が確定した。19人は09年に提訴した。
【ワシントン=白川義和】米国務省は2月27日、世界各国・地域の2013年の人権状況を分析した「人権報告書」を発表した。 日本については民族差別の項目で、在日韓国・朝鮮人を侮蔑するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモに対する懸念を示した。「在日特権を許さない市民の会(在特会)」のデモ参加者が、抗議する団体との小競り合いで逮捕された事件を挙げる一方、「(日本)政府高官は、民族への嫌がらせを拒絶する立場を公に示した」と指摘した。 中国については、当局がインターネットの規制や検閲を強め、人気ブロガーのブログを閉鎖させるなどの措置をとっていると指摘した。北朝鮮から中国に脱出した住民が難民として認められず、人身売買などの人権侵害を受けていることへの懸念も示した。
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の取引サイトを運営する「マウントゴックス社」(東京都渋谷区)は28日、東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立てた。
「諦めなければ目指しているものができる」——。 フィギュア女子の浅田真央選手(23)は25日、東京都内で開いた記者会見で、日本中を感動させたフリーの演技をそう振り返った。現役続行は「五分五分」と話した浅田選手。氷上では涙をみせたこともあったが、この日は終始、和やかな表情で、「真央ちゃんスマイル」ものぞかせた。 成田空港に到着してから約2時間後、浅田選手は日本外国特派員協会(千代田区)で、一人で会見に臨んだ。 16位に沈んだショートプログラム(SP)後の心境を「どん底まで落ち込んだ」と振り返った。フリーでは、こだわってきた代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、「私を強くもさせてくれるし、成功すると達成感でいっぱいになる。一番の見せ場で外すわけにはいかなかった」。 フリーの演技後、天井を見上げてこぼした涙については「不安や恐怖心を乗り越えて最高の滑りができたので、ホッとしたの
ソチ五輪スキージャンプ男子個人ラージヒルで15日(日本時間16日未明)、2度のビッグジャンプで銀メダルをつかんだ葛西紀明選手(41)。母親の死、闘病中の妹、長野五輪での屈辱……。様々な思いを抱えながら、ソチの空を飛んだ悲運のエースが、五輪の個人種目で初の表彰台を射止めた。 競技後のセレモニー。葛西選手は表彰台で右手の拳を突き上げてジャンプし、喜びを体いっぱいに表現した。「自分の力ずくで取ったメダルなので」。1994年のリレハンメル五輪で団体の銀メダルを取ったが、7度目の五輪で個人種目は初メダル。その心境を葛西選手はインタビューでそう語った。 ジャンプの町として知られる北海道下川町出身。「レジェンド」の序章は、小学3年の時に始まる。実家のすぐそばにあったジャンプ台を遊びで飛ぶ姿が、地元の指導者の目に留まり、スカウトされた。ジャンプ少年団に入団後は、元旦の初飛びを自らに課し、高校生まで欠かさず
1大会で2個のメダルを獲得し、「本当にびっくりしている。スロベニアは小さな国だが、多くの優れたスポーツ選手がいる」と胸を張った。 葛西について「彼がW杯を飛び始めた時、僕は生まれてもいなかった。彼に負けるといつも、『自分はあと20年は成長できる』と言い聞かせるんだ」と敬意を表した。
【バンコク=石崎伸生】フィリピンのアキノ大統領は4日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)のインタビューで、南シナ海の領有権を巡って同国に圧力をかける中国をナチス・ドイツになぞらえ、「我々が間違っていると思うことに『イエス』と言って、事態が悪化しない保証があるのか」と述べ、中国に対抗する上で各国の支援を求めた。 大統領は、第2次世界大戦前の1938年、ナチス・ドイツによるチェコスロバキア・ズデーテン地方の併合を認めた宥和政策で、戦争を防げなかったことを指摘。「(国際社会は中国に対して)どの時点で『いいかげんにしてくれ』と言うのか。国際社会はそれを言わなければならない」と訴えた。 南シナ海を巡る中国とフィリピンの対立は先鋭化しており、同国はスカボロー礁の領有権などについて、中国を国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所に提訴している。
東京都葛飾区のマンションで坂本愛羅ちゃん(2)が変死した事件で、警視庁葛飾署は31日、司法解剖の結果、死因は肝臓の損傷による失血死と発表した。 暴行を受けた疑いがあり、昨年12月に愛羅ちゃんを殴ったとして、暴行容疑で逮捕した父親の無職坂本雄容疑者(33)から、死亡の経緯についても聞いている。 同署幹部によると、愛羅ちゃんの遺体は、あばら骨2か所が折れていたほか、全身の約40か所に皮下出血が確認された。30日未明に救急隊員が洋間に倒れている愛羅ちゃんを発見した際、上半身は裸だった。 調べに対し、坂本容疑者は「しつけで娘の頭を触ることはあったが、たたいてはいない」と供述。一方、妻(26)は同署の任意の事情聴取に「夫も自分もしつけのために娘をたたいたことが何度かある。よその家庭でもあることで、いけないことなのか」と話しているという。
【ニューヨーク=加藤賢治】米映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏は27日、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に関して「我々は過去に向き合い、過去に起きたことを忘れてはならない」と述べ、虐殺阻止に向けて行動する重要性を訴えた。 国連は27日をホロコースト犠牲者を追悼する日と定めており、スピルバーグ氏は国連本部での式典で演説した。 スピルバーグ氏はユダヤ系米国人で、米アカデミー賞作品賞などを受賞した「シンドラーのリスト」(1993年)で、ユダヤ人を救ったドイツ人実業家オスカー・シンドラー氏の実話を映画化した。スピルバーグ氏は幼少時、ホロコースト生存者の腕に刻まれた番号を間近で見て数字を覚え始めたと語り、「我々は歴史の傍観者ではいられない」などと訴えた。
平均年齢60歳超の大阪のおばちゃんでつくるアイドルグループ「オバチャーン」のミニライブや人生相談会が25、26日正午~午後4時、大阪市浪速区の通天閣で開かれる。 昨年11月に初CDを発売したが、制作した1000枚のうち約750枚が売れ残っており、ライブを弾みに完売を目指す。 グループは一昨年10月にデビュー。昨年11月にはレゲエを意識した2曲目の「オバレゲエ」を売り出す初のCD発売記念イベントを開いたが、関係者を除いて6枚しか売れなかった。 その後もメンバーが持ち前の押しの強さで手売りを続けるが、動画投稿サイトの再生回数が40万回を超える人気と裏腹に、CDは大半が売れ残っており、再びライブと手売りをすることにした。 両日とも午後1、3時に約10分のライブを行い、希望者には、おばちゃんたちが人生相談に応じる。 総合プロデューサーの日座裕介さん(35)は「迫力満点のライブを見れば、きっと買って
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