米ミシガン湖周辺の川では、『他の魚の生き血を吸う侵略者』を駆除するため、様々な対策を行っている。大きさ約90センチもの大きなウナギそっくりのこの生き物はヤツメウナギの仲間『ウミヤツメ』円盤状の口とその牙で獲物に吸い付き、血液やその他体液を吸い取る。 『ウミヤツメ』とは、 ウミヤツメ(Petromyzon marinus)は寄生性のヤツメウナギ。両側回遊魚であり、ヨーロッパ・北米の大西洋岸、西部地中海で見られる。五大湖に侵入しており、在来種に多大な被害を与えている。背側は茶、灰色または黒で腹側は白か灰色。ヤツメウナギ類の中でも特に大型であり、90cmまで成長する。(wikipedia-ウミヤツメ) 主に欧州や北米の大西洋岸などに生息しているが、彼らは海水だけではなく淡水でも生きることができる。米五大湖では、1940年代後半頃から運河を遡って流入し多くの在来種と生態系全体に悪影響を及ぼした