2015年の展示の様子。橋は木製の階段上でコンクリートの壁の両側に制作。画面左下側が朝鮮大学校で、右上側が武蔵野美術大学=東京小平市、白井伸洋撮影 突然、目の前がひらけてどうしようって あえて壁を残す選択をする このメンバーでやるからには摩擦を期待している 東京都小平市にある武蔵野美術大学と朝鮮大学校の2校は、塀一枚を隔てて並び建っています。2011年、両校の学生ら5人が集まって、敷地の境界にある一枚の壁に「橋」を架けました。そのアートプロジェクトが現在、京都市京セラ美術館開かれている「平成美術:うたかたと瓦礫 1989―2019」で再現されています。2015年から続く作品展について、展示に込めた思いやそれがその後どのようにつながっているのかなどを、出品作家4人(鄭梨愛[チョン・リエ]、土屋美智子、灰原千晶、李晶玉[リ・ジョンオク])に聞きました。(ライター/吉野舞) 突然、目の前がひらけ
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