2011年に予定されているアナログビデオ放送の停波に伴い、アナログテレビの大量廃棄が社会問題となることが予想されます。国内のアナログテレビの台数は1億台以上と推計されていますから、想像を絶する大量のゴミが生まれることになります。まだ使えるモノを捨てるというのは甚だもったいないことです。人であれモノであれ、この世に生まれ出た限り、その役割を全うしたいものです。ここでは、ワンチップマイコン(ATMEL社のAVRマイコン)を使い、アナログテレビの再利用の可能性をさまざま試してみました。(2007年7月) [1]の記事を見た時には、ワンチップマイコンでビデオ信号を直接作ることができることに驚きました。また、[2]~[4]では、マイコンの内蔵メモリをVRAMとして使い、基本的な関数群を用意することにより、ビデオ装置のプログラム開発が容易になることを知りました。以下の装置はこれらを参考に製作したもので