人間には「聞いて理解する」のが得意なタイプと、「読んで理解する」のが得意なタイプがいる。 聞いて理解するのが得意なタイプの人は学校の成績が良い場合が多い。 というのも、授業で聞いたことをその場で理解し、記憶することができるため、「聞く」が主体の学校の授業などと相性がいいからだ。 僕は「聞いて覚える」のがものすごく苦手だった。 退屈な話を聞いていると別のことをしたくなってしまうし、そもそも興味のないことをじっと座って聞き続けるのが好きではない。 そんな自分の性格に自覚的になったのは最近で、以前は「僕はなんて集中力のないアホなんだろうか」と頭を悩ませていた。 あとになって知ったことだが、これはおそらくADHDの典型的な症状なのだろう。 僕は社会不適合者なのかもしれない。 「聞いて理解するのが得意な人」と、「読んで理解するのが得意な人」を意識したのは、 何かのビジネス本で「どんな報告スタイルが望