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Darwin Comes to Town (English Edition) 作者: Menno Schilthuizen出版社/メーカー: Quercus発売日: 2018/02/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 本書は現代の都市を1つの進化環境と捉えてそこでの様々な進化現象についての科学啓蒙書.著者のメノ・スヒルトハウゼンはオランダのライデンにあるナチュラリス生物多様性センター(Naturalis Biodiversity Center)に所属する進化生物学者であり,前著「ダーウィンの覗き穴」では生殖器に焦点を絞った性淘汰を濃密に扱って大変面白かった.というわけで新刊が出ると聞いて迷わず購入した一冊になる. 都市への入り口 冒頭で採り上げるのはロンドンの地下鉄の蚊だ.これは地下の暖かな環境下で1年中繁殖するようになったアカイエカであり,最初にロンドン
教師がいじめ、生徒は自殺した 2017年3月、福井県の中学校で、教員に痛めつけられていた少年が飛び降り自殺をした。 新聞は次のように報じている。 福井県池田町教委は15日、町立池田中学校で2年の男子生徒(当時14)が今年3月に自殺したと発表した。担任と副担任から厳しい指導や叱責(しっせき)を繰り返され、精神的なストレスが高まったことが大きな要因だと結論づけた。(『朝日新聞』2017年10月15日) 学校や軍隊で、生徒や兵士が教員や上官からいためつけられて自殺するケースは、それほどめずらしくない。距離を自由に調節できず逃げられない閉鎖空間で、誰かが誰かの運命をどうにでもできる場合、追い詰められた人はしばしば自殺する。 これについては、「人格を壊して遊ぶ…日本で『いじめ自殺』がなくならない根深い構造」などで繰りかえし述べた。今回は、加害者が生徒ではなく、2名の教員(担任と副担任)であった。
観劇日:2018年4月6日 ロザリンド・フランクリンと作品の背景 アナ・ジーグラ作『PHOTOGRAPH 51』は、DNAの構造解明につながる研究を行ったユダヤ系イギリス人の女性結晶学者ロザリンド・フランクリンの生涯を扱った芝居だ。もとの台本は2008年に書かれ、アメリカなどで数回上演されたのち、2015年にマイケル・グランデージ演出、ニコール・キッドマン主演でロンドンのノエル・カワード劇場にて上演され、大きな話題となった。日本語初演は2018年4月6日から22日まで東京芸術劇場シアターウエストにて実施され、その後4月25日から26日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでも上演された。演出はサラナ・ラパインが担当した。 ロザリンド・フランクリン(1920-1958) (Wikimedia Commonsより) https://commons.wikimedia.org/wiki/File
ルカ・グァダニーノ監督『君の名前で僕を呼んで』を見てきた。同じ監督の『ミラノ、愛に生きる』『胸騒ぎのシチリア』とあわせて「欲望三部作」らしい。 www.youtube.com 違った、こっちだ。 www.youtube.com 舞台は1983年(私が生まれた年だぞ)のイタリア。主人公である17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は考古学者の父や果物を育てている母と一緒に、毎年このイタリアの別荘で夏休みと冬休みを過ごしている。そこに、父の助手としてひと夏手伝いをするためにやってきた24歳の大学院生、オリヴァー(アーミー・ハマー)がやってくる。エリオとオリヴァーは最初はなかなか打ち解けられなかったが、いつのまにか恋に落ちて… 全体的にはものすごくロマンティックで美しい映画である。以前、『ノクターナル・アニマルズ』について「トイレでケツふいてる人まで美しく撮る」と書いたことがあるが、これも道端でゲ
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