2018年7月29日のブックマーク (5件)

  • 世論力学 ガラム理論 入門(南国科学通信第9回「多数決の秘められた力」への数学的補遺)

    世論力学 ガラム理論 入門(南国科学通信第9回「多数決の秘められた力」への数学的補遺) Posted 2018年7月28日 by 全卓樹 ここではまず(1)で、南国科学通信の第9回エッセイ「多数決の秘められた力」に紹介されたガラム模型の基形である r = 3でエージェント2タイプの場合の詳述を行う。 加えて(2)、(3)において、モデルのより進んだ取り扱いも解説する。 (1)固定票型の臨界値 二つの状態1(賛成)と0(反対)をとることのできるエージェントが N 人いる系を考える。N は非常に大きいとする。 系はとびとびの時間 t = 0, 1, 2, … ごとに状態が変化できるとする。時間 t から t+1 へのアップデートは次のように行われる: * 系は r 人のエージェントからなるグループにランダムに分割される。 * グループ内 r 人での意見の多数決をとって、各エージェントは新状態

    世論力学 ガラム理論 入門(南国科学通信第9回「多数決の秘められた力」への数学的補遺)
  • イライラ解消する エレベーターのアルゴリズム - 日本経済新聞

    アルゴリズムは「何らかの問題を解決する手順」を指し、アルゴリズムの良しあしでソフトウエアの性能が決まると言っても過言ではない。私たちの生活は、高度なアルゴリズムで実装されたソフトウエアに支えられている。エレベーターや信号機の制御ソフトを例に、身近なアルゴリズムの一端を見ていく。朝はいつもエレベーター前が大渋滞、ボタンを押してもなかなか来ない――。こんな経験は誰しもあるだろう。どうすればエレベー

    イライラ解消する エレベーターのアルゴリズム - 日本経済新聞
  • ゴキブリ3億匹が15トンの生ごみ処理、衛生面には懸念の声も 山東省

    【7月28日 東方新報】人々から毛嫌いされるゴキブリ。だが、中国・山東省(Shandong)済南市(Jinan)章丘区(Zhangqiu)では、ゴキブリを利用した生ごみ処理を行っていることで話題になっている。 同区の生ごみ処理センターの李延栄主任は、「センターでは、生ごみから鉄やガラス、プラスチックなどを取り除き、残った有機質のごみを砕いてペースト状にした後、輸送管を使ってゴキブリの『飼育室』へ送る。すべて自動で行っている」と紹介した。 現在センターの飼育室には約300トン、約3億匹のワモンゴキブリがおり、1日約15トンの生ごみを処理している。2019年にはさらに処理棟を2棟増やし、1日の処理量を200トンに増やせる予定だという。 同区環境衛生管護センターの董科長によると、現在、同区で出るごみ600トンのうち60トンが生ごみで、生ごみ処理センターでは1日15トン、全体の4分の1の生ごみを処

    ゴキブリ3億匹が15トンの生ごみ処理、衛生面には懸念の声も 山東省
    symbioticworm
    symbioticworm 2018/07/29
    うへー。ただまあ生ゴミという形で餌が安定供給&構造的に飛んだ方が死亡率高そうとなると、俗流SFホラー的な高運動能力や耐性の進化を誘導するような淘汰圧にはならなさそうか。
  • 南国科学通信 第9回 多数決の秘められた力 | 朝日出版社第二編集部ブログ

    多数意見というものは、どのようにして生まれてくるのだろうか。誰にとってもこれは大きな関心事である。実際身の回りを振り返っても、われわれの仕事時間の大きな割合が、職場や家庭の各人の考えをどう集約していくか、という問題に費やされている。 社会の多数意見の形成の過程に、なにか数学的な法則のようなものはないのだろうか。人間は個々には自由意志を持ち、予測不可能な決断を行うこともあるが、多数が集まる時、ちょうど多くの原子が集まって水や塩や金属になる時と同様に、何か簡単な法則が立ち現れるのではないか。そう考えて「世論力学」というものを考案したのが、フランスはパリの理工科大学、エコール・ポリテクニークの理論物理学者、セルジュ・ガラム博士である。 世論力学の出発点は、われわれの周囲で日常的に行われる民主主義的な多数決選挙の、突き放した観察であった。 Jean-Baptiste Siméon Chardin,

    南国科学通信 第9回 多数決の秘められた力 | 朝日出版社第二編集部ブログ
  • 数学入門公開講座 バックナンバー(講義ノート)|京都大学数理解析研究所

    ヒッチン方程式とその周辺 教授・望月 拓郎 ヒッチン方程式はリーマン面上で定義される非線形な微分方程式です。もともとは物理学で重要なヤン - ミルズ方程式を簡単にしたものとして導入されたのですが、むしろ数学的に興味深い方程式であり、微分幾 何・代数幾何・トポロジーなど様々な分野を結びつける役割を果たし、その影響は代数解析や数論といった かなり離れた分野にまで及んでいます。この講座では、ヒッチン方程式に関連する数学的対象について説明 し、ヒッチン方程式に触発されて発展した研究の一端を紹介する予定です。また、ヒッチン方程式を例とし て、非線形微分方程式の解析の難しさと面白さなどについても触れたいと考えています。 二重指数関数型数値積分公式の理論と発展 助教・大浦 拓哉 二重指数関数型数値積分公式(DE 公式)は高橋秀俊・森正武により1974年に提案された定積分の値を数 値的に求める手法です。現