広島に原爆を投下したB29爆撃機「エノラ・ゲイ」の搭乗員ら。機長のティベッツ氏は後列右から3人目=アリ・メイヤー・ビーザーさん提供 1945年に広島に原爆を投下した米B29爆撃機「エノラ・ゲイ」の搭乗員に対するインタビューを収めた録音テープが見つかり、広島市の原爆資料館に寄贈された。機長は自殺用薬物を携行するなど極秘任務だったことを明かし、投下時は「光に包まれ、(口の中で)鉛のような味がした。ほっとした」と証言。資料館によると、これまで未確認の資料で、書籍の取材過程で収録されたとみられる。資料館は「機内の様子や乗組員の心情が詳しく分かり重要だ」としている。 寄贈されたのはインタビューの録音テープ27本(計約30時間分)や570ページに及ぶインタビューの書き起こしなどの英文書類。所有していた日本人の遺族が昨年6月に寄贈した。添え書きなどから、英国人のゴードン・トマス氏らの著作「エノラ・ゲイ」
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