【読売新聞】 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「 外海 ( そとめ ) の大野集落」(長崎市)で、禁教期から続く信仰を守ってきた「かくれキリシタン」の子孫が読売新聞の取材に応じ、1990年代に母親らが
![「こがんことはせんでよか」かくれキリシタンの子孫、信仰の継承断念も…子どもへの負担考慮か](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/57b9a7f62512b6b638841ba3866402a4744bd504/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2024%2F04%2F20240407-OYTNI50017-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
【読売新聞】 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「 外海 ( そとめ ) の大野集落」(長崎市)で、禁教期から続く信仰を守ってきた「かくれキリシタン」の子孫が読売新聞の取材に応じ、1990年代に母親らが
【ワシントン=三井誠】2匹のオスの精子が持つ遺伝情報をもとに子マウスを初めて誕生させたと、中国科学院などの研究チームが11日に発表した。精子をもとに作ったES細胞(胚性幹細胞)を改変して卵子に似せ、別の精子と合わせるなどして受精卵のような状態にしたという。すぐに人間に応用することは難しいが、生命倫理面で議論を呼びそうだ。論文が米科学誌「セル・ステムセル」に掲載される。 マウスや人間などの哺乳類は卵子と精子で遺伝情報の働き方が異なり、どちらか一方の遺伝情報では通常、発育が進まない。2004年に東京農業大の河野友宏教授らが卵子だけを使って子マウスを誕生させたと発表したが、精子だけの例はなかった。 中国の研究チームは精子が持つ遺伝情報をもとにES細胞を作製。遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集技術」を使って、卵子に似せるために7個の遺伝子を働かないよう操作した。
【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=三井誠】世界中の真面目でユーモアあふれる研究を表彰する「イグ・ノーベル賞」の授賞式が13日、米ハーバード大で行われ、昭和伊南総合病院(長野県駒ヶ根市)の堀内朗(あきら)・内科診療部長(57)が医学教育賞を受賞した。日本の研究者の受賞は2007年から12年連続になる。 授賞対象は、堀内さんが自分自身に大腸内視鏡を挿入し、検査医と患者の一人二役をこなした研究。座った姿勢で内視鏡を自分の肛門に挿入する姿は一見、笑いを誘うが、患者の気持ちを理解しようという真面目な実験だ。 堀内さんは検査医と患者が同じであっても、検査するたびに患者としての不快感が異なることを発見。「単純に見える内視鏡検査の奥深さを知った」と話す。
東京医科大(東京)が医学部医学科の一般入試で女子受験生の合格者数を抑制していた問題で、同大による内部調査の詳細が判明した。今年の一般入試では、受験者側に知らせないまま、減点などで女子だけでなく3浪以上の男子の合格者数も抑える一方、5人前後の特定の受験生には加点していた。一連の得点操作は、臼井正彦前理事長(77)の指示で行われていた。 同大は週内にも調査結果を公表する見通し。文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件で、臼井前理事長を贈賄罪で起訴した東京地検特捜部も、一連の操作を把握しているとみられる。 同大医学科の今年の一般入試は、マークシート方式の1次試験(計400点満点)後、2次に進んだ受験者が小論文(100点満点)と面接を受け、1次の得点と合算して合否が決まった。
東京医科大(東京)が今年2月に行った医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが関係者の話でわかった。女子だけに不利な操作は、受験者側に一切の説明がないまま2011年頃から続いていた。大学の一般入試で性別を対象とした恣意(しい)的な操作が明らかになるのは極めて異例で、議論を呼びそうだ。 東京地検特捜部も、文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件の捜査の過程で、同大によるこうした操作を把握しており、同大は現在、内部調査で事実関係の確認を進めている。 同大医学科の今年の一般入試は、数学・理科・英語のマークシート方式(数学の一部を除く)で1次試験(計400点満点)を実施。2次に進んだ受験者が小論文(100点満点)と面接を受け、1次の得点と合算して合否が決まった。
日本代表決定戦で、ストーンを放つLS北見の藤沢五月選手(中央)。左は吉田夕梨花選手、右は鈴木夕湖選手(19日、北見市で)=鷹見安浩撮影 平昌(ピョンチャン)五輪のカーリング女子で銅メダルを獲得したLS北見(北海道北見市)は19日、北見市常呂町のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われた富士急との代表決定戦に連勝し、今秋行われるパシフィック・アジア選手権への出場を決めた。 五輪後、国内で最初の大一番となったが、地元ファンらの声援に勝利で応えた。 この日は、LS北見の選手たちを目当てに試合前の早朝から入場待ちの列ができ、当日券はすぐに完売。会場は超満員となり、人気の高さを改めて示した。 訓子府町の自営業の男性(63)は「この試合も強かった。挫折などを乗りこえてメダルを獲得した選手たちには勇気を与えられている」と笑顔で話した。 五輪でのプレーに感動し、大阪府河内長野市から駆けつけた主婦(64)
職業訓練を受けるための選考試験で、発達障害だったために不合格とされ、精神的苦痛を受けたとして、高知市の男性(61)が、試験を実施した高知県に165万円の損害賠償などを求めた訴訟で、高知地裁は10日、不合格は発達障害が理由と認めて「差別にあたる」とし、33万円の支払いを県に命じる判決を言い渡した。 判決によると、男性は2013年8月、物忘れが多くなったため勤務先を辞め、発達障害と診断された。14年4月、高知県の介護職員初任者研修を受講するための選考試験を受け、定員割れで筆記試験は成績上位だったのに、面接試験が最下位の評価で不合格にされた。男性は面接試験で発達障害と説明していた。 県は訴訟で、不合格の理由として「臨機応変に対応することができず、研修を受講、修了するのに支障があった」と主張していた。 西村修裁判長は判決で、男性が直後に受けた国の介護職員実務者研修の試験には合格し、研修の受講成績も
大学の研究機材を質屋に売って横領したとして、福岡県警は12日、北九州市立大国際環境工学部准教授の男(35)(北九州市)を業務上横領容疑で逮捕した。 発表によると、准教授は2016年9月20日頃、管理していた映像制作用カメラセット(約62万円)を同市内の質屋で50万円で売却し、横領した疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。 カメラセットは、准教授が自動車の自動運転システムの研究用に大学に購入を依頼し、納入されたばかりだった。購入費は、国の補助金が充てられており、県警は動機や売却代金の使途などを調べている。 同大によると、准教授には別の研究費に関する不正の疑いがあり、調査を進めている。記者会見した中尾泰士副学長は「関係者に多大な心配をかけ、深くおわびする」と陳謝した。
購入した国有地の地中からごみが見つかったのに、国が撤去費用を支払うまで4年以上かかり、業務に支障が出たなどとして、兵庫県の金属加工業者が国に約3600万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こすことがわかった。 同じく国有地からごみが見つかった学校法人「森友学園」のケースでは、約1か月で撤去費用を算定しており、業者側は「対応を変えているなら不公平で納得できない」としている。 訴えなどによると、業者は2011年9月、工場用地として大阪府豊中市内の国有地(約390平方メートル)を約2700万円で購入する契約を国土交通省大阪航空局側と結んだ。 ところがくい打ち工事中の12年12月、地中で大量のごみを発見。業者は契約に基づき、国に撤去費用約2390万円などを請求したが、大阪航空局が約2160万円の支払いを認めたのは17年7月だった。
学校法人「森友学園」との土地取引に関する決裁文書の書き換え問題を巡り、財務省近畿財務局で学園への国有地売却を担当していた部署に所属し、7日に自殺したとみられる50歳代の男性職員が、本省の指示で文書を書き換えさせられたとの趣旨のメモを残していたことが、関係者への取材でわかった。 同省によると、書き換えは昨年2月下旬~4月、近畿財務局作成の14の文書で行われた。当時、同省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)・前国税庁長官の答弁との整合性を取るため、学園との事前の価格交渉をうかがわせる記述などが削除された。理財局の指示で、理財局と近畿財務局の一部職員が行ったという。麻生財務相は、最終責任者は佐川氏だったとしている。
食べ物を新鮮に保ち、おいしく食べられる期間を延ばそうと、食品メーカーなどは包装容器の改良や製造方法の見直しを進めている。まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を削減する効果も期待されている。 酸素と水分遮断 コンビニエンスストア「ファミリーマート」サンシャイン南店(東京都豊島区)。冷蔵ケースの総菜コーナーには、きんぴらゴボウや切り干し大根など、パック詰めされた約20種の商品が並び、学生や会社員らが次々と商品を手に取った。 同社は2016年、総菜のパックを一新し、白いプラスチック容器に透明フィルムでふたをする仕様に統一した。容器、フィルムとも多層構造で、酸素と水分を遮断。さらに容器内に窒素ガスを充填(じゅうてん)し、食品の酸化と雑菌の繁殖を抑えた。その結果、安全に食べられる期間を示した消費期限を、従来の2日程度から5日程度まで延ばした。 総菜は工場で作られ、翌日には店頭に並ぶ。売れ残
講演会で論文不正について説明する京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長(24日午後、京都市内で)=長沖真未撮影 京都大iPS細胞研究所で発覚した論文不正問題を受け、山中伸弥・同研究所長は24日、京都市内で開かれた講演会で、「今は所長の職務をしっかり果たしたい」と述べ、所長を辞任せずに不正を防止する体制づくりに取り組む意向を表明した。 山中所長は論文不正を発表した22日の記者会見で、「所長の進退も含め、責任の取り方を考えたい」と発言。その後、山中所長に対して「辞めないでほしい」などといった応援のメールや電話が同研究所に約200件(24日午前10時半現在)届いており、進退が注目されていた。 講演会の冒頭、山中所長は論文不正に触れ、「私たちの信用が一夜にして失われてしまった」と謝罪。その上で、「私自身の進退について心配いただいているが、なぜ不正を防げなかったかについての検証や、再発を防止する仕組み
京都大(京都市)が2017年2月に実施した一般入試の物理の問題について、「条件が不足しており、解答不能ではないか」などの指摘が出ていることがわかった。 京大は解答例を公表しておらず、対応を検討しているという。 京大に出題ミスの可能性を指摘しているのは、東京都杉並区の予備校講師・吉田弘幸さん(54)。大阪大の昨年2月の入試についても、物理の出題ミスを8月に阪大に伝えていた。 吉田さんは今月19日に京大にメールを送り、音波の反射に関する問題の疑問点を示した。移動する音源から出て壁に反射した音が、元の音と弱め合う条件を求めさせる問いについて、「音源と聞く人の位置関係、音波の性質など、解答を決めるための条件が不足している。受験生全員を正解にすべきだ」と話す。20日には文部科学省にも調査を求めるメールを送った。 この問題は、大手予備校がインターネット上で公開している解答速報や、大学入試の過去問題集で
長野県佐久穂町のケーブルテレビ会社「佐久高原ケーブルビジョン」が放送を停止したことが16日、わかった。 NHKや民放が見られない状態となっており、同町や総務省が放送を再開するよう要請している。 町によると、15日午後4時前頃から「テレビが映らない」などの問い合わせが相次ぎ、放送停止が判明した。同社は、約3年前から事業を停止する意向を町関係者に伝えていた。昨年10月には、デジタル対応に経費がかさむなどとして「12月で放送を停止する」としていたが、町が事業継続を要請していたという。 登記簿によると、同社は1988年設立。合併前の旧佐久町エリアで事業を展開していた。数年前までは自主制作の番組も放送していたが、現在は既存の放送局の番組放送が主たる業務だった。町によると、3年前の契約世帯は約1000世帯あったが、現在は不明という。 放送停止について、視聴者への周知はしていなかったとみられ、総務省地域
【ワシントン=三井誠】米ハワイ大などの研究チームは20日、先月発見された、太陽系の外から来たとみられる小天体が、太陽系では珍しい「葉巻のような形」だったとの研究成果を発表した。 当初は彗星(すいせい)とみられていたが、彗星に特有なガスなどの噴出物が確認できないため、小惑星とみられる。論文は20日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。 小天体は、ハワイ大のチームが先月19日に発見し、ハワイ語で「初の偵察者」を意味する「オウムアムア」と名付けた。今回の詳細な分析により、形は細長い棒状で、長さは400~800メートル程度であることがわかった。軌道の分析で、太陽系外から初めて飛来した小天体であることも改めて確認した。葉巻形になった理由ははっきりしない。
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