playに関するsymbioticwormのブックマーク (27)

  • 世界が終わるまではまだ時間がある〜『アルカディア』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus

    シス・カンパニーによる『アルカディア』を見てきた。トム・ストッパードによる1993年の芝居で、英語圏では有名作なのだが、意外なことに日初演らしい。 この作品は「現在」と「過去」ふたつの時間軸が並行して進む。基盤となる「過去」は19世紀初頭のカントリー・ハウスで、数学について考えを深め続ける天才少女トマシナ・カヴァリー(趣里)、その家庭教師セプティマス(井上芳雄)、館の女主人でトマシーナの母であるレディ・クルーム(神野三鈴)、ヘボ詩人チェイター(山中崇)に、舞台には出てこないが屋敷の客として何度も言及される詩人のバイロンなどが絡んで、学問と愛とセックスのいりくんだ物語が展開する。「現在」では、この屋敷にあいかわらず住んでいるカヴァリー一族と、ここに滞在してを書いている女性作家ハンナ(寺島しのぶ)、ハンナと同じ時期を専門にしている学者のバーナード(堤真一)が、19世紀初頭に起こったことをい

    世界が終わるまではまだ時間がある〜『アルカディア』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
  • 作者の許可得ず高校演劇に小説盗用、顧問ら戒告 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    作者の許可を得ないまま小説を盗用した脚を使い、大会で演劇を上演し続けたなどとして、広島市教委は9日、市立高の演劇部顧問の男性教諭(51)と校長(59)を戒告処分にした。 市教委によると、教諭は2012年に、脚の中に小説のセリフやエピソードを入れた作品の使用許可を作者に求めた。作者は拒否したが、10月の大会でオリジナル作品としてそのまま使った。昨年3月に校内で上演したことが作者に発覚し、抗議を受けた。 教諭は「生徒がやることで、作者にいつかは許可してもらえるのではないかと思っていた」と話しているという。校長も作者と出版社に説明と謝罪をせず、長期間放置した。 このほか、昨年5月、乗用車を運転中に交通事故を起こし、女性に全治約3か月の重傷を負わせた市教委事務局の男性職員(61)も停職10日の懲戒処分とした。

    作者の許可得ず高校演劇に小説盗用、顧問ら戒告 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 土屋アンナさんの主演舞台めぐる訴訟、監督側の請求棄却:朝日新聞デジタル

    モデルで俳優の土屋アンナさんが主演予定だった舞台をめぐり、監督の甲斐智陽(ともあき)さんらが「土屋さんが稽古を欠席して舞台を中止せざるをえなくなった」として、計約3千万円の損害賠償を土屋さんらに求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。原克也裁判長は、監督側の請求を棄却した。 訴状などによると、舞台は障害のある女性の自伝を原案とし、2013年8月に上演予定だった。だが、土屋さんが「女性が舞台化を了承していない」として、監督と対立。土屋さんが稽古に参加せず、公演直前の7月末に中止が決まった。 監督側は、「原作者とトラブルがあっても、契約上稽古に参加する義務があった」と主張したが、判決は「監督の準備不足とずさんな権利管理が原因で、舞台出演契約の前提となる信頼関係が失われていた」として、中止は土屋さんの責任ではないと判断した。 一方、この訴訟の提訴後、土屋さんが「自らを中傷する歌を動画投稿サイ

    土屋アンナさんの主演舞台めぐる訴訟、監督側の請求棄却:朝日新聞デジタル
  • 大人のハリー・ポッター、舞台キャスト発表 アフリカ系女優を作者歓迎  - BBCニュース

    画像説明, (左から)大人のハーマイオニー役のノーマ・ドゥメズウェニ、ハリー役のジェイミー・パーカー、ロン役のポール・ソーンリー 来年夏にロンドンで上演予定の注目舞台「ハリー・ポッターと呪われた子供」のキャストが20日夜(日時間21日朝)、発表された。内容は「ハリー・ポッター」シリーズの続編で、大人となったハリーたちをイギリスの実力派俳優たちが演じる。映画シリーズではエマ・ワトソンが演じたハーマイオニーをアフリカ系の女優が演じることになり、原作者J.K.ローリングはハーマイオニーの外見について「白い肌」と特定したことは一度もないとツイート。「ローリングは黒人のハーマイオニーが大好き」と応援した。 原作シリーズの19年後に設定されている舞台で、大人のハリーを演じるのはジェイミー・パーカー(36)。現在ロンドンのウェストエンドでミュージカル「ガイズ&ドールズ」に主演中。舞台「ヒストリー・ボー

    大人のハリー・ポッター、舞台キャスト発表 アフリカ系女優を作者歓迎  - BBCニュース
  • 植民地時代の朝鮮半島と日本の関係を背景にしたポストコロニアル的『テンペスト』〜『颱風奇譚』 - Commentarius Saevus

    東京芸術劇場で『颱風奇譚』を見てきた。シェイクスピアの『テンペスト』を、1920年代、植民地時代の朝鮮半島と日の関係を舞台に翻案したものである。台はソン・ギウン、演出は多田淳之介が担当している。『テンペスト』のポストコロニアル的な演出というのはけっこういろいろあるが、これはかなりうまくいっているほうだと思った。 プロスペローにあたる役は、亡命した朝鮮の老王イ・スン(チョン・ドンファン)である。朝鮮を逃れて島に娘のソウンと隠棲しているイ・スンは、近くの海を自分の仇敵である日政治家たちと弟のイ・ミョンが航海していると知り、魔法で颱風を起こして一行を引き寄せる。イ・ミョンは日の西大寺公爵の妹櫻子と結婚しており、この三人の他に西大寺公爵の息子成保や藤村男爵、宮部大尉などが船に乗っていた。一行の運命やいかに… 日語、韓国語、先住民の言葉がいりまじるプロダクションで、どの言語が覇権を握るか

    植民地時代の朝鮮半島と日本の関係を背景にしたポストコロニアル的『テンペスト』〜『颱風奇譚』 - Commentarius Saevus
  • ごく当たり前の状況についての戯曲〜パリ市立劇場『犀』 - Commentarius Saevus

    フェスティバルトーキョーの一環として彩の国さいたま芸術劇場にで上演されたパリ市立劇場の『犀』を見てきた。ウジェーヌ・イヨネスコの不条理劇である。これ、私は毎日そこらへんで起こっていることについての戯曲だと思うのだが、私の好みからするとちょっと演出が洗練されすぎていて、イマイチそういう泥臭い現実感を生かすことができていなかったように思う。 話じたいは、おそらくフランスのどこかと思われる小さな町で人々がどんどん犀になっていくというものである。主人公であるうだつの上がらないベランジェはとにかく犀になりたくないと思っているが、周りの人たちはどんどん「そのほうが楽だから」みたいな感じで犀になっていってしまう。 で、私はこれは実にありふれた状況を描いた作品だと思う。まわりの人がどんどん犀になっていくのは、まあ少なくとも女性だったり、同性愛者やトランスジェンダーだったり、民族マイノリティだったりする人た

    ごく当たり前の状況についての戯曲〜パリ市立劇場『犀』 - Commentarius Saevus
  • アリストパネス『女の平和』をドキュメンタリー演劇化〜空『リューシストラテ』 - Commentarius Saevus

    横浜のArchiship Library & Cafe 吉田町で空による『リューシストラテ』を見てきた。アリストファネスの『女の平和』をもとにしたドキュメンタリー演劇で、いろいろな言語を話す2人の女優が、現代におけるさまざまな「女の平和」にまつわる活動のインタビューなどを読み上げていくというものである。 とりあえずセックスストライキというのは『女の平和』という舞台芸術史上非常に影響力の大きい作品が元ネタとしてあるので、今でも世界各地で実施されている抗議行動である。女性が男性との性交渉を拒むというだけで既に女性は自分の性的決定権を行使しているわけであって男性中心主義的社会に対してはある種の脅威なのだろうし、また暴力をふるう男たちに対して「暴力はセクシーじゃない」ということをあからさまに伝えるという意味合いがある。2003年のリベリアではセックスストライキをちらつかせて女性たちが長期にわたる内

    アリストパネス『女の平和』をドキュメンタリー演劇化〜空『リューシストラテ』 - Commentarius Saevus
    symbioticworm
    symbioticworm 2015/11/20
    うーむ