TwitterやFacebook眺めてたら、最近、タレブが暴力の人類史を書いたピンカーに噛み付いてた。 暴力の人類史は日本でも話題になっているベストセラーで、本書の主張は以下のようなものらしい。 「暴力、差別、飢餓、戦争など、多岐にわたる分野で、現代は昔より平和になっている。」 なるほど、僕は読んでないけど、このテーマを色々なデータを使って論証している本らしいです。 そして、この、「昔に比べて世界は平和になっている」という主張の是非を巡って、不確実性の専門家であり、ブラックスワンを書いたタレブが噛み付いていました。 タレブのピンカーへの反論 「世界大戦以後、平和になっているように見えるが、現代は過去より平和な時代という主張は間違い」だとタレブは言っている。 過去に死んだ人の数を数えても、現代の平和は語れない。現代に核兵器のテロが起きれば、ピンカーの主張はすぐに覆る。 例えば、過去にテロで死