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ブックマーク / projectitoh.hatenadiary.org (3)

  • もののけ姫 - 伊藤計劃:第弐位相

    DVDは持っているのだけれど、前述の理由で会社から出る2300時までだらだらと観ていた。 宮崎作品でこれがいちばん好きだ。傑作だと思う。 「トトロ」はあまり好きではない。というか嫌いだ。ああいう風景は小岩で生まれて江戸川を眺めて育ち、千葉北西部のスプロール、東京に通う会社人が寝るために買った新興住宅地で育った自分には、憧れようがないあらかじめ喪われた風景だからだ。あの映画に出てくる背景の、物語の、どこにも自分は惹かれようがないし、それに惹かれることがあたかも「正しい」と言われているような映画のたたずまいには正直「貴様に憧れの対象を指し示される謂れはない」と文句のひとつも言いたくなる。 ナウシカ、は今見るとたまらないやるせなさを憶える(だからこそ漫画の方は映画でやらかしたことを周到に回避し、回避はしたものの逡巡しまくり、だからこそ傑作になったのだけど)。大ババ様の「なんといういたわりと友愛じ

    もののけ姫 - 伊藤計劃:第弐位相
  • 2008-12-14

    とはいえ、またすぐ入院するのだけれど。なんだかガンマ線ナイフというのを患部に当てるらしく、意味もなくわくわくしている自分がいる。CT、MRI、PET、骨シンチ、とありとあらゆる医療機器に放り込まれてきた自分ではあるが、今回は名前に興奮する。ガンマ線ナイフ。響きが大変素晴らしい。ガンマ線ナイフ。なんだかプログレッシヴナイフのような響きを感じる。他には重粒子線というさらにSFっぽい抗がんデバイスがあるのだけれど(千葉にあるらしいのいだが、保険がきかず、一カ所300万円近くするらしい)、わたしの症状はそちらの適応には向かないらしい。 退院している一週間の間にどれだけの映画が観られるのか。外に出る体力がメチャクチャ落ちているのでそうたくさんは観られないだろう。「エグザイル/絆」「WALL.E」「トロピック・サンダー」「地球が静止する日」「K-20」「ワールド・オブ・ライズ」あたりは行っておきたいと

    2008-12-14
    synonymous
    synonymous 2018/07/09
    わかる(わかる)
  • 2005-08-09

    世界陸上ヘルシング大会。 思いついただけ。特に意味はない。でも凄そう。アンデルセンとか。 とにかくゲッベルスが立ちすぎ。顔とか顔とか顔とか。物のゲッベルスの写真はふつうに整った顔で、こんなに異様ではない。見ているあいだこの役者なんなんだ、と思いながらずっと楽しかった。「マインフューラーがね、マインフューラーがね、わたしに避難しろって言うの!・・・信じらんない、こんなに好きなのに」とか言って泣き出すところとかはもう少女だったら完全な萌えキャラだ。だが少女じゃなくとにかく異様な造型のおっさん(というか年齢を超越した顔)なんで面白すぎる方向に暴走する。日だったらさしずめ竹中直人が演じていただろうし、パトレイバーだったらまんま陸幕2部の荒川があんな顔だ。奥さんが子供をひとりひとり毒殺していく場面は当に陰で嫌になるのだけど、奥さんが子供の寝室で仕事をしているあいだ、部屋の外に所在なげに立って

    2005-08-09
    synonymous
    synonymous 2005/08/16
    この評が最も私をそそらせました。
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