概要 Cookie の不幸な歴史と現状、そして将来についてまとめた。 仕様はどこにあるか Web 上の様々な規格は、誰かが定め、それに皆が合わせるという形で動いている。しかし、Cookie の仕様は誰が決め、どこで規定されているか知っている人は、意外と少ないのではないかと思う。W3C や IETF だと思っている人が多いのではなかろうか。 正解を言ってしまうと、定めたのは 1994 年、Netscape Communications 社であり、文書は http://wp.netscape.com/newsref/std/cookie_spec.html で公開されていた。アクセスしてみればわかる通り、このページはもう存在しないし、Netscape 社自体が AOL に買収されており、今は Mozilla になったというか、消えてなくなっていることを知っている人は多いだろう。当時の文書は例に
Network Working Group I. Hickson Internet-Draft Google, Inc. Intended status: Standards Track August 16, 2009 Expires: February 17, 2010 The Web Socket protocol draft-hixie-thewebsocketprotocol-35 Status of this Memo This Internet-Draft is submitted to IETF in full conformance with the provisions of BCP 78 and BCP 79. Internet-Drafts are working documents of the Internet Engineering Task Force (IE
memcachedクライアントはほとんどの言語で実装されており、key-valueベースの何かを作るときにはmemcacheプロトコルをサポートしておくと、クライアントを実装する手間が省けるのでイケてます。 しかしmemcachedのテキストプロトコルのような「行」が主体となっているプロトコルは、スレッドを使った実装では比較的簡単に処理できるのですが(fgets(3)を使うなど)、selectやepollなどを使ったイベント駆動型の実装では非常に面倒なことになります。(一度パースしてみて、どうも全部データが到着していないようなら一度状態を変数に保存して、次にデータが到着したら変数から状態を復元して…) イベント駆動型の実装では、データを次々に投げ込んでいくと内部の状態が遷移していき、ゴールの状態にたどり着くとパース完了、という状態遷移型のパーサが必要になります。そこで、Ragel Stat
Protocol Bufferとは Protocol BufferはもともとGoogle社内で利用されていた技術/ツールだ。今月7日にApache Software License 2.0の下、オープンソースソフトウェアとして公開されたばかりで、本稿執筆時点の最新バージョンは2.0のβ版。正式リリースが2008年8月に行われる予定だ。 Protocol Bufferは、一言で言うと、構造化データをバイト列に変換(シリアライズ)するソフトウェアである。プログラム言語中で用いられるデータ構造をファイルに保存する際や、RPC(Remote Procedure Call)でデータをやり取りする際などに用いられる。 同様の目的で用いられる技術としては、XMLやJavaのオブジェクトシリアライズなどが挙げられる。ただし、Protocol Bufferは、そうした類似技術と比較して、以下のような特徴を備
HTTPプロトコルでは、コンピュータ同士が通信している間に、コードを用いてお互いの状態(ステータス)をやり取りしています。このコードのことをHTTPステータス・コード(HTTP Status Code)と呼び、エラーが発生した場合に「404 Not Found」のようにブラウザ上に表示されたり、エラーが発生しなかった場合にも見えないところでやり取りされています。 また、通信を行うためにクライアントがサーバーに様々なリクエストを行いますが、このリクエストの方法をメソッドと呼びます。 規格
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