他人から来たTwitterのDM(ダイレクトメッセージ)やLINEのメッセージを、無断でインターネットに晒す(暴露)行為がよく見られます。 SNSで見かける「晒し」には金銭トラブル、ハラスメント、メディアの取材トラブル(ノーギャラ、依頼方法が無礼など)が多いようです。 弁護士や医師のような専門家がターゲットとなることもあります。 ガーシーこと東谷義和氏が参院選で当選するなど、最近は「暴露」が必ずしもネガティブには捉えられていないようです。 今回は、他人から来たDMを晒す行為の法的問題点をまとめます。 (違法かどうかはケースバイケースであり、細かい論点は省略します。) 問題① 名誉毀損DM晒しは、トラブルの存在を公表する行為です。 大抵の場合「ひどい対応をされたんですけど、皆さんどう思いますか?」「助けてください!」という『告発』が伴っています。 DM晒しは、軽微なトラブルを除けば、晒された