鳩山政権は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として検討している鹿児島県徳之島について、今月中にも県や同島の3町の首長に正式に受け入れを要請する方向で調整に入った。米側が地元の同意が交渉入りの前提との姿勢を崩していないため、5月末までの決着のために、早期に地元との交渉を始める必要があると判断した。 だが徳之島では18日、主催者発表で1万5千人が集まる大規模な反対集会が開かれ、「移設に断固として反対する」とする決議を採択した。伊仙町の大久保明町長が「政府が移設を打診してくれば、墓穴を掘る」と述べるなど、徳之島、天城、伊仙の3町長はいずれも強く反発。伊藤祐一郎県知事も反対を表明しており、難航は必至だ。 これまで政権は、米側との実務者協議で具体的な移設案をまとめた上で候補地に正式提案する考えだった。 鳩山政権は、普天間のヘリコプター部隊の大半を徳之島に、残りをキャンプ・シュワブ(沖
沖縄の米軍普天間飛行場の移設受け入れをめぐり、鹿児島県・徳之島で18日に開かれた反対集会には、予想を上回る島民約1万5000人が結集し、鳩山首相の「腹案」に痛烈な「ノー」を突きつけた。 首相にとって、徳之島は沖縄からの「県外移設」の切り札だったが、地元の頭越しに甘い見通しのまま始まった検討は、頓挫がほぼ確実となった。 ◆「なめられた」 18日午前。薄曇りで南国の強い日差しが和らぐ中、徳之島町の亀津新漁港には、プラカードを持った島民たちが続々と詰めかけてきた。徳之島、伊仙、天城の3町長らで作る主催者はビラ1万3000枚を用意し、会場で配った枚数で参加者を数えた。その結果、午前11時の配布開始から約10分で目標の1万人を突破。正午前にビラはなくなった。参加者は最終的に、島の人口の6割近い1万5000人(主催者発表)に達した。 「長寿と子宝の島を守ろう」「大事な牛にヘリコプターのごう音は必要ない
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題をめぐり、政府が移説先として検討している鹿児島県・徳之島で18日、反対集会が開かれ、政府に移設断念を求める決議文を採択した。集会には主催者発表で目標の1万人を超える1万5千人が参加した。一方、米政府は4月下旬に予定していたキャンベル米国務次官補の来日見送りを日本側に通告。首相が5月末までとする移設先、米側との合意取り付けは絶望的な状況となった。 徳之島で行われた反対集会は島内の天城、伊仙、徳之島3町や民間約60団体でつくる「徳之島への米軍基地移設反対協議会」が主催した。集会では同島の3町長や島民代表らが移設反対を訴え、「政府が断念するまで戦う」との決議文が表明された。 集会後、大久保明伊仙町長は「集会で首相が気持ちを動かさないはずはない。政府はもう島に打診できないと確信している」と述べた。 反対集会を受け、民主党鹿児島県連代表の川内博
◆ 島津侵略400年を問う節目の年に ◆ 〈『部落解放』2009年10月号掲載〉 薗 博明 一九九七年三月に立ちあげた「三七の会」は、以後、毎年旧暦の三月七日に津代(笠利町手花部)の戦跡を訪ねてきた。島津藩(現在の鹿児島県)による奄美・琉球侵略の過程で戦のあったこの地で「棒から火の出る武器」で殺られた先人の無念さを偲び、封印されてきた「わきゃしま」(自分たちの島)を今一度振り返り、これからの奄美のシマと島の在り方を考えようと語り合ってきた。 島津侵略四〇〇年目の節目が近づいた昨年一〇月、次の報道に接した。国連自由権規約委員会は二〇〇八年一〇月三〇日、日本政府に対して「アイヌ民族および琉球民族を国内立法下において先住民として公的に認め、文化遺産や伝統生活様式の保護促進を講ずること」と勧告し、「アイヌ民族・琉球民族の子どもたちが民族の言語、文化について習得できるよう十分な機会を与え、通常の教育
奄美群島, 徳之島asahi.com(朝日新聞社):徳之島、三たび大規模集会 1万5千人「基地いらない」 - 政治 沖縄の米軍基地と奄美群島の関係(我が家の場合)先週末、徳之島のオジサンが徳洲会病院で亡くなった。還暦になるかならないかの若さで全身に癌が転移していたらしい。感情を表に出す男たちが多い中で、集まりでも寡黙な想いを胸に秘めているタイプのおじさんだ。僕も末っ子だが、僕とは違うタイプの末っ子だった。民主党の徳之島移転の話が振って湧いたようにメディアに登場してから、身体が疼くようにカーッと熱くなることが何度もありました。2月に「徳之島への米軍普天間飛行場移設が『徳之島自立論』につながる可能性」を書いてから、沖縄の米軍普天間飛行場の徳之島への移設のニュースは治まるように見えながらも、煮え切らない情報が錯綜し、訳のわからないリーク情報や終いには『腹案』なんぞという言葉が聞こえるようになって
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