出土物が語る天武天皇の国づくり 今年で1350年を迎えた古代最大の内乱、壬申の乱(672年)をテーマにした「歴史に憩う橿原市博物館」の秋季特別展が、奈良県橿原市川西町の同館で開かれている。来年1月29日まで。
出土物が語る天武天皇の国づくり 今年で1350年を迎えた古代最大の内乱、壬申の乱(672年)をテーマにした「歴史に憩う橿原市博物館」の秋季特別展が、奈良県橿原市川西町の同館で開かれている。来年1月29日まで。
人が立っている範囲で掘っ立て柱建物跡が確認された。手前のポールは掘っ立て柱塀の柱穴を示している=4日、奈良県明日香村岡の飛鳥宮跡 奈良県立橿原考古学研究所(橿考研)は4日、奈良県明日香村岡の飛鳥宮跡で、7世紀後半に天武天皇(在位673~686)らが政治を行った飛鳥浄御原宮(きよみはらのみや)の外郭から、掘っ立て柱建物跡が見つかったと発表した。 2009年度の調査でこの建物跡の北側で、同宮跡で最大級の大型建物跡が確認されており、橿考研は「大型建物を中心にして複数の建物で構成される空間が存在する可能性が高まった」としている。
正倉院宝物を一般に公開する「第74回正倉院展」がきょう29日から、奈良市登大路町の奈良国立博物館で開幕する。聖武天皇や光明皇后ゆかりの品など、正倉院に伝わる天平の宝物59件が出陳される。11月14日まで。観覧には「前売日時指定券」が必要。当日券の販売はない。28日には報道関係者らに公開された。 「漆背金銀平脱八角鏡(しっぱいきんぎんへいだつのはっかくきょう)」は華やかな文様が美しい鏡。黒漆(うるし)が塗られた背面に、宝相華文や飛鳥、鳳凰などの文様が金、銀であしらわれている。 大型の銀製の壺(つぼ)「銀壺(ぎんこ)」は称徳天皇が東大寺行幸(767年)の際、大仏に献納したと考えられる品。表面に騎馬人物と鳥獣が刻線されている。 名香として名高い香木「全浅香(ぜんせんこう)」や、大仏開眼会(752年)のために制作された「伎楽面力士」、古代では珍しい金銅製の旗「金銅幡(ばん)」なども展示される。 「
当時の使い方が分からず、発掘担当者や専門家も頭を悩ませている遺跡出土品に焦点を当てた秋季特別展「また! ナニこれ?―奈良市出土の用途不明品―」が、同市大安寺西2丁目の市埋蔵文化財調査センターで開かれている。11月30日まで。
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