割烹着に身を包み、多能性幹細胞「STAP細胞」を発見したと発表した小保方晴子さん。世界的な科学誌『ネイチャー』に掲載され、世紀の大発見……のはずだったが、発表から2か月後、論文に不正が発覚し、反論会見を開くことに。その場で飛び出た、「STAP細胞は、ありまぁす」は、いまだ多くの人の脳裏に焼きついているはず。 その後、論文は撤回され、彼女がユニットリーダーを務めていた理化学研究所の「発生・再生科学総合研究センター」は改組。小保方さんも博士号を取り消され、表舞台から姿を消した。手記『あの日』(講談社刊)など間接的に世間の目に触れることはあっても、今も公の場に姿を現すことはない。 専門家も問題視する“研究不正” 洋菓子店で働く姿が確認されていたが、今年に入ってから旧知の仲であるAさんと結婚をしたという報道が。Aさんは同じ早稲田大学の出身で研究員といわれるだけに、理解者を得た小保方さんのこれからの