テレビプロデューサーの佐久間宣行氏(46)が、時代を象徴するタレントになりつつある。2021年3月まではテレビ東京の社員だったが、退社してからは活躍の場を大きく広げて、人気を博している。コラムニストの木村隆志さんは「プロデューサーとしての実力は折り紙付き。さらに視聴率ありきではなく、視聴者の熱や愛着の深さを狙う姿勢が、いまの時代にぴったりハマっている」という――。 「最弱テレビ局」出身のプロデューサーが華々しく転身したワケ 佐久間宣行・46歳。最も有名なのは『ゴッドタン』(テレビ東京系)のプロデューサー・演出家としての顔だろうか。しかし、もはや何がメインフィールドなのかわからないほど、活躍の場は広がっている。 2021年3月のテレビ東京退社後も、『ゴッドタン』『あちこちオードリー』の演出・プロデュースは続行。ラジオでは『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)のパー