ブックマーク / drhirochinn.work (16)

  • 香港の予防接種の失敗 - ある整形外科医のつぶやき

    中国のウイグル・香港などでの人権問題やロシアウクライナ侵略などで、国際社会は嫌というほど独裁政治体制下での数多くの生命の軽視に直面しています。 医学雑誌に掲載された記事からその一端を見てみましょう。 香港の予防接種の失敗がどのようにして世界最高のcovid-19死亡率につながったか BMJ 2022 ; 377 doi:https ://doi.org/10.1136/bmj.o1127 (2022年5月9日公開) https://www.bmj.com/content/377/bmj.o1127 オミクロンは、香港を世界で最も低いcovid-19死亡率の1つから、一人当たりの1日あたりの死亡率が最も高いものに変えました。この主な理由は、島での予防接種の取り扱いです、とRhodaKwanは書いています。 社会的距離に関する香港の厳格なガイドラインと旅行の制限により、2022年2月にオミク

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    syuka19
    syuka19 2022/05/15
  • Daytime Napping(昼寝) - ある整形外科医のつぶやき

    認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。 日における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計され、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になると予測されており、高齢社会の日では認知症に向けた取組が今後ますます重要になります。 https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_recog.html#:~:text=%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E3%81%AF%E3%80%81%E8%84%B3%E3%81%AE,%E3%81

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    syuka19 2022/04/10
  • SARS-CoV-2の迅速診断検査 - ある整形外科医のつぶやき

    SARS-CoV-2の迅速診断検査について手順をもう一度まとめておきたい思います。 臨床実践 SARS-CoV-2の迅速診断検査 ポール・K・ドレイン、MD、MPH 2022年1月20日  NEngl J Med 2022; 386:264-272 DOI:10.1056 / NEJMcp2117115 重要な臨床ポイント SARS-CoV-2の迅速診断検査 1)品医薬品局によって重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染を診断するために認可された迅速診断検査(RDT)は、遺伝子を検出するための核酸増幅検査またはSARSのタンパク質を検出するための抗原ベースの免疫検査のいずれかです。 2)RDTは、コロナウイルス病2019(Covid-19)の症状のある人、およびCovid-19の人と密接に接触している、または潜在的に高リスクの感染環境にある無症候性の人での使用が承

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    syuka19 2022/01/23
  • 断続的断食 - ある整形外科医のつぶやき

    ダイエットは現代人の最大の関心事の一つです。しかしダイエットの結果、健康を害してはなんにもなりません。健康的に減量するにはどうしたらいいのでしょう? 一つの回答となりうる論文があります。 2021年12月 17日 断続的断および肥満関連の健康転帰 ランダム化臨床試験のメタアナリシスの傘下レビュー JAMA Network  2021; 4(12):e2139558。doi:10.1001 / jamanetworkopen.2021.39558 目的 IF(ゼロカロリーの隔日絶、修正された隔日絶、5:2ダイエット、および時間制限)と肥満関連の健康との関連を評価したRCTの公開されたメタアナリシスからの証拠を格付けすること. 調査結果 130のRCTを含む合計11のメタアナリシスが含まれ、104の固有の関連性を検討しました。 肥満関連の健康転帰を伴うさまざまなタイプのIF。血圧、体重

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    syuka19 2022/01/22
  • げっぷ - ある整形外科医のつぶやき

    おはようございます。またまたワクチン行政の迷走ぶりが露呈しています。 一般高齢者へのワクチン接種、2月待たず前倒し容認 厚労相 12/28(火) 13:27配信  産経新聞 https://news.yahoo.co.jp/articles/7aec6835bde5ed5d9dada81d39c9cad3e57a5965 後藤茂之厚生労働相は28日の記者会見で、来年2月以降に前倒しで予定している一般高齢者への新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種について、今月から始まっている医療従事者や高齢者施設入所者への接種が完了する見込みが立った場合は、接種時期をさらに前倒しすることを容認する考えを示した。 「ただしワクチンの供給スケジュールに変更はないので各自治体は留意してほしい」とも語り、注意を促した。 drhirochinn.work 前回の記事でもお話したように、ワクチン接種のスピードの問題

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    syuka19 2021/12/29
  • インフルエンザワクチン - ある整形外科医のつぶやき

    筆者の勤務するクリニックでも今年のインフルエンザワクチンが入庫し、予約の受け付けが始まりました。 昨年はほとんど流行がなく終わりましたが、今年はどうなのでしょう。昨年は流行がなく人々の免疫が低下しており、今年は危ないというようなことが言われていますが、もっと正確な予測はできるのでしょうか? 少し考察してみました。 CDCディレクターのロシェルワレンスキーは、「昨年は、COVID-19パンデミックの際に実施されたマスキングや物理的距離を置くなどの予防策が功を奏し、インフルエンザ患者は非常に少なかった。2020年3月以降、インフルエンザウイルスの活動が控えめになっていることから、CDCのインフルエンザ専門家は、季節性インフルエンザに対する人口レベルの免疫力の低下により、今年のインフルエンザシーズンが深刻化する可能性があることを懸念しています。 米国では毎年、インフルエンザによって12,000~

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    syuka19 2021/10/14
  • 第5波終息の理由は? - ある整形外科医のつぶやき

    新型コロナウイルス感染症において、第5波はほぼ終息し緊急事態宣言も完全に解除されました。 しかしこのだれも予想しなかった、急激な感染者減少の理由の解明なしでは、今後発生すると思われる第6波を防ぐことは到底不可能です。 急激な感染者減、なぜ?要因分析できず…冬の「第6波」警戒 9/28(火) 9:50配信 西日新聞 https://news.yahoo.co.jp/articles/d3d2174bdfe1fa5ac2b7c0f08ea88323a22c5dc0 「感染状況は急激に下がっている。よく分からずに減っているということは、また増えてくる可能性も十分にある」。厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織が27日に開いた会合。冒頭、田村憲久厚生労働相はこう語り、宣言解除後のリバウンドに強い警戒感を示した。 今回の記事は、この第5波終息の理由に関して少し考察してみました。 まず今回の

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    syuka19 2021/10/03
  • 大谷翔平とベーブルース - ある整形外科医のつぶやき

    (4) (1) 日大谷は、敵地アストロズ戦で D H 先発でした。 『 今季10勝目をマークすれば、1918年のベーブ・ルース以来、103年ぶり(ニグロ・リーグを含めれば、1922年のブレット・ローガン以来、99年ぶり)の「2桁勝利&2桁塁打」を達成することになる。 “元祖”二刀流として知られるルースはプロ入りした1914年から1917年までは投手中心の起用、1918年から打者出場が増えていき、1920年からはほとんどが打者としての出場になった。その転換期だった1918年に、史上唯一の「2桁勝利&2桁塁打」を達成した。 129試合で実施された1918年、ルースは95試合に出場。打者として、317打数95安打の打率.300、11塁打61打点6盗塁をマークし、塁打王を獲得している。また、投手としては20試合に登板(19先発)し、166.1イニングを投げて13勝7敗、防御率2.22、1

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    syuka19 2021/09/14
  • 学校再開 - ある整形外科医のつぶやき

    COVID-19のパンデミックは、世界中の教育を大幅に混乱させ、世界中の学習者と教師に大きな影響を与えています。2021年4月までに、就学前教育から高等教育まで16億人以上の学習者が、190か国以上で影響を受け、最近のユニセフの報告(2021年3月)では、世界中の1億6800万人以上の子供たちの学校がほぼ完全に閉鎖されていることがわかりました。 教育機関の閉鎖と、可能な限り遠隔教育への移行は、世界の大多数の国で実施された最初の非医薬品対策の1つでした。 学校は病気の伝染が起こり得る環境として認識されていますが、COVID-19自体の子供への影響とウイルスへの対応策の子供への影響の間にはミスマッチがあります。学校の閉鎖は、特に明確な終わりが見えないパンデミックでは、長期的な解決策ではありません。 日では、2020年3月2日、COVID-19のパンデミックの初期段階で、政府の要請により、小学

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    syuka19 2021/08/28
  • ワクチンを打つ前に - ある整形外科医のつぶやき

    コロナワクチンの重要性を大方の方は理解していることと思います。筆者はワクチンがまだ日に導入される前より、海外のワクチンに関する論文を色々皆さんにご紹介し、筆者なりの意見を書かせていただいてきました。 今現在、遅ればせながら我が国にワクチン接種がスタートし、政府の失態もありながらなんとか国民に対してワクチン接種が進行しています。 医療従事者、高齢者が順次終わり、今は64歳以下の接種に及んでいます。以前の記事でも書かせていただいたように、デルタ変異株の出現により従来のウイルス株ではあまり見られなかったより若年層、40~50代の感染・重症化が急増しております。 この対応策は、ワクチン接種しかありません。 これからワクチンを接種しようとする方に向けて、今回の記事を書かせていただきます。 筆者は医療者であるがゆえに、ワクチン接種時の重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーについて、多くの記事を今

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    syuka19 2021/08/09
  • オリンピックとバッハ会長と習近平 - ある整形外科医のつぶやき

    はてなブログの最近の記事は、東京オリンピックかコロナウイルス感染症どちらかの話題がほとんどです。 筆者はかなり前は、オリンピック開催に反対ではありませんでしたが、今は様々な理由で反対です。 https://news.yahoo.co.jp/articles/7caed252a98bfe795652674cebcda3190262fb0e 「なぜ日国民はここまで五輪にネガティブか」 来日の米紙記者が考察した違和感の正体                              THE ANSWER この中で日に居住歴のあるアメリカ人記者が伝えています。 『 森喜朗・前大会組織委員会会長の辞任、開会式の演出に携わっていた著名人の相次ぐ辞任などのニュースは、米国をはじめ世界でも報じられましたが、報道を見た世間一般はそこまで大騒ぎはしていませんし、3日後には気にも留めていません。それでも日

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    syuka19 2021/07/26
  • 塩 - ある整形外科医のつぶやき

    人の高血圧の最大の原因は、塩のとりすぎです。若年・中年の男性では、肥満が原因の高血圧も増えています。飲酒、運動不足も高血圧の原因です。高血圧は喫煙と並んで、日人にとって最大の生活習慣病リスク要因です。 高血圧は、喫煙と並んで、日人の生活習慣病死亡に最も大きく影響する要因です。もし高血圧が完全に予防できれば、年間10万人以上の人が死亡せずにすむと推計されています。高血圧自体は、過去数十年で大きく減少しましたが、今なお20歳以上の国民の二人に一人は高血圧です。 高血圧症の予防に欠かせないのは、塩摂取量の制限です。塩摂取の目標は、「健康日21(第二次)」の目標値では8g未満、「日人の事摂取基準(2020年版)」の目標量では、成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされています。また、日高血圧学会は、高血圧患者における減塩目標を1日6g未満にすることを強く推奨していま

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    syuka19 2021/07/11
  • 今の英国の状況と大谷 - ある整形外科医のつぶやき

    新型コロナウイルス感染症において、変異株の流布が英国に追随して日でも起こっていると以前にも記事で書かせていただきましたが、今現在はどうでしょうか・ drhirochinn.work drhirochinn.work 1) ニュース Covid-19: デルタ亜種は現在、英国で最も支配的な株であり、学校全体に広がっています BMJ 2021 ; 373 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.n1445 (2021 年 6 月 4 日公開) 「 インドで最初に検出された delta covid-19 バリアント (B.1.617.2) は、UK または Kent バリアント (B.1.1.7) としてよく知られているアルファ バリアントを追い越し、最も支配的な株になっています。 データは、この亜種がイギリスの学校に急速に広がっていることも示しています。 イングラン

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    syuka19 2021/06/06
  • COVID-19の再感染 - ある整形外科医のつぶやき

    今後も続く新型コロナウイルスとの戦いを考えると、①ウイルスによる自然感染後の再感染と、②ワクチン接種後の感染は重要な問題になってきます。 1) The Lancet Volume 397, Issue 10280, 27 March–2 April 2021, Pages 1204-1212 2020年にデンマークでPCR検査を受けた400万人の個人におけるSARS-CoV-2による再感染に対する保護の評価:人口レベルの観察研究 バックグラウンド SARS-CoV-2による感染が、その後の再感染に対する防御をもたらす程度は十分に説明されていません。2020年、デンマークの大規模な無料のPCRテスト戦略の一環として、約400万人(人口の69%)が1,000万回のテストを受けました。2020年からのこれらの全国的なPCRテストデータを使用して、SARS-CoV-2による反復感染に対する保護を推

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    syuka19 2021/05/23
  • 自然音と健康 - ある整形外科医のつぶやき

    研究論文 自然音の健康上の利点と国立公園でのそれらの分布の統合 PNAS 2021年4月6日118 (14)e2013097118; https://doi.org/10.1073/pnas.2013097118 系統的文献レビューとメタアナリシスを使用して、自然の音が健康の結果に影響を与えるかどうか、またどの程度影響するかを調査しました。 結果 3種類の自然音(鳥、水、混合)のうち、水音が健康とプラスの影響の結果の平均効果量が最大であり、鳥の音がストレスと不快感の最大平均効果量を示しました。 討論 自然の音への曝露が健康上の結果とプラスの影響を改善し、ストレスと不快感を軽減することを示しました。 私たちのレビューは、自然の音だけで健康上の利益をもたらすことができることを示しました。 自然の音響環境は、安全または危険のない秩序ある世界の兆候を提供し、精神状態の制御、ストレス関連の行動の減少

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    syuka19 2021/05/05
  • がん患者とワクチン - ある整形外科医のつぶやき

    drhirochinn.work drhirochinn.work drhirochinn.work 筆者は、今まで COVID-19 において高リスク群におけるワクチンの効果などについて記事に書かせていただきましたが、今回は、癌患者におけるSARS-CoV-2に対するワクチンの有効性と安全性についての論文が、発表されましたのでご紹介いたします。 https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.htmlにおいて、2019年にがんで死亡した人は376,425人(男性220,339人、女性156,086人)。2019年の死亡数が多い部位は順に 、男性は、 肺 胃 大腸 膵臓 肝臓 。女性は、大腸 肺 膵臓 胃 乳房の順です。 生涯でがんで死亡する確率は、男性26.7%(4人に1人)、女性17.8%(6人に1人)だそうです。このように

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    syuka19 2021/05/02
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