「100円バス」継続へ 西鉄、消費増税後も [福岡県] 2013年10月30日(最終更新 2013年10月31日 01時27分) 西日本鉄道(福岡市)は、福岡、北九州両市の都心部で運行する「100円バス」について、来年4月の消費税増税後も運賃を据え置く方針を固めた。30日、関係者が明らかにした。導入から15年近く経過し、多くの市民にワンコインバスとして定着しているため、値上げによる利用者減を懸念したとみられる。 西鉄は、福岡市都心部の利用者増につなげようと、1999年7月、西鉄福岡(天神)駅とJR博多駅を結ぶ約1・5キロの地域で、乗り合いバスの運賃を180円から100円に下げ、さらに「博多駅-キャナルシティ博多-天神」の循環バスも新設。当初は試験運行だったが、2000年4月には、北九州市のJR小倉駅周辺でも100円バスを導入した。 運賃据え置きに伴う収入減は、バス事業全体で補う方針。その他