随分、更新が滞りました! 私は元気です! ただ、コタツが私を拘束して放してくれなかっただけです!w 玉水物語 2巻 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ ※この記事では、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの画像を、適宜改変して使用しています。 【原文】 斯《か》く語らふ所に彼《か》の者来たりけれバ、此《こ》の由《よし》と語れバ、「其《そ》の様《よふ》をこそ申さめ」とて立ち帰り、御乳母《おんめのと》に伺《うかゞえ》へバ、「然《さ》らバ、只《たゞ》軈《やが》て参らせよ」との給ふ[宣ふ]。 悦《よろこ》びて引き繕《つくろ》ひ参りぬ。見様《みざま》、容《かたち》、美しかりけれバ、姫君も喜バせ給ひて、名をバ玉水《たまみづ》の前《まへ》と付け給ふ。 何かに付けても優《ゆふ》に優しき風情《ふぜい》して、姫君の御遊び、御側に朝夕馴れ仕《つかふまつ》り、御手水《おてうづ》参らせ、供御《くご》参らせ、月冴《