ユーザー体験が商品やサービスの成功を左右すると言われはじめてから数年がたった。世界中の大部分の人たちがスマホを使い、ミレニアル世代を中心にモノを所有することへの興味が下がり、体験をデザインすることが一つのデザイナーの仕事として成立している。 こんな時代にあって、UXデザインはどのような変化を見せてきているのであろうか。2017年を振り返り、UXデザインを取り巻くトレンドをまとめてみた。 1.「使いやすさ」は基本中の基本にユーザー体験を設計する上でもっとも基本となるのが「使いやすさ」。心地よい体験を提供するには、まずは基本的な使いやすさの品質がカバーされている必要がある。専門的に言う所のユーザビリティ。UXの品質評価をする際に使われるUXピラミッド理論においても、下記の通り根底から3つの部分は使いやすさをカバーする要素になる。 Task – 目的達成可能 (レベル1-3)Task – 目的達
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