Androidにファイルシステムを組み込むには? ご存じのとおり、AndroidのベースとなるカーネルはLinuxです。従って、オリジナルのファイルシステムの組み込み方はLinuxでのやり方と同様です。 Linuxでは、ファイルシステムの処理を「仮想ファイルシステム」という構造で共通化しておりますので、オリジナルのファイルシステムを追加するのはそれほど難しくはありません。また、Linuxが用意している汎用関数を積極的に利用することで、コード量を削減できるだけなく、その後のカーネルベースの版数アップにも追随しやすくなります。 図1は、Linuxのファイルシステムスタック構造です。Linuxにオリジナルファイルシステムを組み込むためには、 LinuxのVFS層が提供している関数インターフェイス(図1の緑の処理部分)の実装 出来上がったモジュールをファイルシステムとして登録 の2つの作業が必要と
また Linux カーネルの話です。 Linux では fork によるマルチプロセスと、pthread によるマルチスレッドでの並行処理を比較した場合、後者の方がコストが低く高速と言われます。「スレッドはメモリ空間を共有するので、マルチプロセスとは異なりコンテキストスイッチ時にメモリ空間の切り替えを省略できる。切り替えに伴うオーバーヘッドが少ない。」というのが FAQ の答えかと思います。 が「オーバーヘッドが少ない」と一言にいわれても具体的にどういうことなのかがイメージできません。そこで Linux のスレッド周りの実装を見て見ようじゃないか、というのが今回のテーマです。 3分でわかる(?) マルチプロセスとマルチスレッド まずはうんちく。マルチプロセスとマルチスレッドの違いの図。以前に社内で勉強会をしたときに作った資料にちょうど良いのがあったので掲載します。Pthreadsプログラミ
トップページへ Linuxカーネルに関する技術情報を集めていくプロジェクトです。現在、Linuxカーネル2.6解読室の第2章までを公開中。 目次まえがき第0章 Linuxカーネルの構成要素 0.1 Linuxカーネルとは 0.2 Linuxカーネルのソースコード 0.3 Linuxカーネル機能の概要 0.4 カーネルプリミティブ 0.5 プロセス管理 0.6 メモリ管理 0.7 ファイルシステム 0.8 ネットワーク 0.9 プロセス間通信 0.10 Linuxカーネルの起動 0.11 Linuxカーネルの動作例 Part 1 カーネルプリミティブ第1章 プロセススケジューリング 1.1 マルチタスク 1.2 プロセスとは? 1.3 プロセス切り替え 1.4 プロセスディスパッチャの実装 1.5 プロセススケジューラ 1.6 プロセススケジューラの実装 1.7 事象の待ち合わせ 1.8 最
講師 : 安 芳次 オンライングループ , 素粒子原子核研究所, 高エネルギー加速器研究機構 1-1 Oho, Tsukuba, Ibaraki 305-0801 Japan Yoshiji.YASU@kek.jp Under construction! Last Modified: March 22, 2002 目的| 開発手順| 期間 | メンバー | ミーティングメモ | 仕様作成のテンプレート | LinuxデバイスドライバFAQ | Linuxデバイスドライバの書き方 | 有用なWEBサイト | 目的 この専門研修の目的はVME/CAMAC/PCIなど高エネルギー物理学実験等に用いられる バスを利用したLinux用デバイスドライバの開発です。 Linuxにおけるデバイスドライバの基本構造を理解し、各自の 目的に沿ったデバイスドライバを開発して頂きます。 開発手順 開発の手順はおよ
Linux Kernel(2.6)の実装に関するメモ書き 書き殴っているので書き方/内容にムラあり。 3.6系に関する記述は【3.6】と記載。 カーネル プロセス プロセスのBlockとWakeup プロセスの優先度 コンテキストスイッチ プリエンプション スケジューラ RunQueue WaitQueue WorkQueue 例外処理 割り込み処理 ページフォルト ページフォルト - 個々のハンドラ ソフト割り込み システムコール 排他制御関連 モジュール 64bit環境での32bitプロセスの動作 メモリ管理 アドレス空間 アドレス空間の管理 カーネル空間のメモリマップ 64bitでのアドレス空間 HighMemory kmalloc,vmalloc 物理ページ管理 スラブアロケータ Rmap proc/meminfo 空きページの確保 kswapd Swap Swap - Swap領
This is the web site for the Third Edition of Linux Device Drivers, by Jonathan Corbet, Alessandro Rubini, and Greg Kroah-Hartman. For the moment, only the finished PDF files are available; we do intend to make an HTML version and the DocBook source available as well. This book is available under the terms of the Creative Commons Attribution-ShareAlike 2.0 license. That means that you are free to
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