これまでの日本社会では株式投資は危険でいかがわしいものとみなされることがあり、一般的なビジネスパーソンが積極的に取り組む対象ではなかった。だが市場のグローバル化が進み、投資環境が整ってきたことに加え、将来の年金がアテにならないことから、資産運用に関心を持つ人が増えている。 だが、いくら安定的な運用を行うとはいっても、投資にリスクはつきものであり、中途半端な気持ちでは成功はおぼつかない。投資の未経験者や、投資で失敗したことがある人は、預金マインドから投資マインドへの切り換えが出来ていない可能性が高く、これが資産運用の大きなカベとなっている。 今回のコラムでは、投資でやってはいけないこと7カ条を列挙し、どうすれば投資で成功できるのか解説してみたい。 ①どの投資手法がよいのか最初から決めてかかる 筆者はこれまで20年以上にわたって継続的に株式投資を行い、億単位の資産形成に成功した。筆者の方法は、