ちょうど一年前遺産への依存の大きいボカロという記事を書いた。 今回は今年のデータと比較してみる。 今年の再生回数ランキングでは、1位 脳漿炸裂バーサン 歌ってみた、 2位 千本桜、3位 全く身にならないソングとなっている。千本桜の伸びは多少落ちているが最終的に一位になる可能性が高いだろう。 下が今年の再生数の内訳グラフだ。今年の曲の再生は全体の4分の1程度しかない。 今のボカロファンは4回に1回だけ今年の曲を聴き、後の3回は昔の曲を聴いている計算になる。正直私の感覚ではこれはちょっと異常だ。 「今のボカロファンは新曲に興味がない」と言われても反論できない。 今年の曲と去年の曲を足した割合だと、2014年では54%だったが2015年では44%で一割も減った。 このままだと先細りの未来しかないとも思えるが、実は不思議なことに全体の再生数自体はほぼ横ばいである。新曲の再生数が減っているだけなのだ