何度も指摘されてきた通り、日の丸・君が代は強制しないというのが国会での政府の答弁であったにもかかわらず、都教委は全国の先頭を切ってその強制を行なった。このハリキリぶりが多くの教職員の行政処分を生み出しただけではなく、ついには間接的であるにせよ刑事処分をも生み出したのである。もともとこうした上からの強制自体が教育の場に似つかわしくないのだが、それがきっかけとなってとうとう刑事処分をもたらしてしまった。刑事処分となると、ますます教育の場になじまない。都教委の度を超したハリキリぶりがこうした良識に反する結果を招いてしまったのだ。判決理由の威力業務妨害の罪とは、この元教諭の行為からおよそかけ離れたイメージを与える。保護者へのアピール、「触るな」という怒声(声だけである)、それにたった2分の開式の遅延。これしきのことが刑罰の対象となったのだ。裁判所はさすがに検察の懲役の求刑を却け罰金刑とした。懲役の
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