松浦寿輝の「かつて授業は「体験」であった」(『UP』2007年5月)を読む。松浦寿輝氏については、初期の映画論『映画n-1 』や『映画1+1 』『ゴダール』などを読んでいるけれど、芥川賞受賞作『花腐し』以降の小説はまったく読む気にならなかった。 映画 1+1 作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1995/09メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (6件) を見るゴダール (リュミエール叢書) 作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (14件) を見る 偶然眼にした東大出版のPR誌『UP』の5月号に面白い記事をみつけたので、覚書として記録しておきたい。まず、新学期がはじまり、授業の多くがパワーポントを使用して行われていること、また、学生による「授業評価」に触れ、パワーポントも使用