2007年8月7日のブックマーク (2件)

  • きづきあきら+サトウナンキ『いちごの学校』 - 紙屋研究所

    きづきあきら+サトウナンキ『いちごの学校』 ※以下の感想にはネタバレがあります。ただし、この作品はストーリー展開を「知らない」ことで面白さは付加的に増すとは思いますが、ストーリーを仮に知ったとしても作品そのものの価値はまったく減じない、何度でも再読に価するものだとぼくは思います。 これは……重い。 ずぅぅぅぅぅんとみぞおちあたりに来た。 赤ん坊を寝かしつけながら読んだだけになおさらかも知れないが。 オビには「元教師と元生徒+赤ちゃんのほんのり苦くて切ないラブストーリー」とあるが、いやいやそんな「ほんのり苦くて切ない」どころじゃなかった。 「責任」をめぐるあまりに重い議論と展開 ソツなく教師生活をこなし周囲の評価も高い主人公の男性教師・大宮壱吾が、女子高生・板橋くるみにハマってしまい、くるみもまた強く惹かれてしまう。 やがて妊娠し、大宮は職を失い、くるみは退学となるのだが、高校での二人の関係

    t-kawase
    t-kawase 2007/08/07
    ベタ褒めだなあ、紙屋さん。
  • 沖縄の「スピヴァク不在のスピヴァク講演会」での本橋哲也さんの「妄言」 - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」

    「討論の広場」というブログでのU君による「スピヴァク講演会」の連載記事も第14回となり、佳境にはいってきています。全部で16回ということですから、その完結を待ってコメントすべきかもしれませんが、今回の「スピヴァク講演会14」で紹介されている橋哲也さんの「妄言」がとても興味深いものなので、取り上げたいと思います。 前回のエントリのタイトルを「スピヴァクによる剽窃疑惑?」というあざといものにしましたが*1、私の興味は、エントリを読んでいただければ分かるように、スピヴァクの「剽窃疑惑」の真偽にあったわけではなく、「BOOKS Mangrooveの店長」さんが書かれていたような、「東京の関係者」と「沖縄の実行委員(コメンテーター)」との対立にありました。そもそも「剽窃疑惑」といっても、講演はしなかったのですから、実際に「剽窃」はなかったわけで、また、講演をしてそれを論文という形にするという段階に

    沖縄の「スピヴァク不在のスピヴァク講演会」での本橋哲也さんの「妄言」 - 小田亮のブログ「とびとびの日記ときどき読書ノート」
    t-kawase
    t-kawase 2007/08/07
    ポスコロの陥穽。僕も陥りがち。内田樹先生も昔似たような批判をスーザン・ソンダグにしていた記憶がある。