東京外語大学(東京都府中市)は4日、学生たちに威圧的な言動を繰り返す嫌がらせ(アカデミック・ハラスメント)があったとして、総合国際学研究院の40歳代女性准教授を出勤停止3か月の懲戒処分にした。 発表によると、女性准教授は2008〜10年、学生を数時間にわたって叱責(しっせき)したり、ゼミを優先させて企業のインターンシップ(就業体験)への参加を認めなかったりした。学生が学内のハラスメント相談員に申し出た。 同大の宮崎恒二理事は「教員としてあってはならない行為。全学を挙げて再発防止にあたっていく」とのコメントを出した。