2011年9月25日のブックマーク (2件)

  • asahi.com(朝日新聞社):検察の倫理、明文化 不祥事受け「無実で罰さぬように」 - 社会

    印刷 関連トピックス地検特捜部  大阪地検特捜部の不祥事を受けた検察改革の一環として、検察の使命や役割を内外に示すために最高検が設ける「検察基規程」の原案が判明した。「無実の者を罰しないように」「証拠の冷静な評価と管理を」……。検察官にとって当然の項目ばかりだが、改めてうたわなければならないところに、今の検察の苦境が見える。  検察には、国家公務員としての服務規律以外に、職務上の行動基準を明文化したものはなかった。法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」が3月にまとめた提言の中で、「倫理規程」の策定を求め、江田五月前法相が笠間治雄・検事総長に指示。検察職員から最高検が意見を募り、原案をまとめた。外部の有識者に示し、今月28日に全国の検察幹部を集めた会議にはかってから公表する予定だ。  原案は、総論的な基理念に加え、捜査・公判の実務にあたるうえでの10項目の心構えで構成される。  基

    t-kawase
    t-kawase 2011/09/25
    「常に有罪を目的とし、より重い処分を実現すること自体を成果とみなすかのような姿勢になってはならない」って、正直すぎるよな。今までそうだったと告白してるに等しいんだから。
  • ウルリッヒ・ベック『〈私〉だけの神──平和と暴力のはざまにある宗教』 - ものろぎや・そりてえる

    ウルリッヒ・ベック(鈴木直訳)『〈私〉だけの神──平和と暴力のはざまにある宗教』(岩波書店、2011年) ・近代社会を特徴付ける啓蒙主義や科学技術の合理性は世俗化を推し進め(ヴェーバーの表現を使うなら〈脱魔術化〉)、宗教が人々を捉える力は弱まったと考えられてきた。ところが、そうした想定とは異なり、現代社会においてはむしろ宗教回帰やスピリチュアルなものへの渇望が表面化しつつあるのはどうしてなのか? 宗教が世俗的な力を失っていくことは宗教性が力を得ていく理由になるというパラドックスに対して、書は個人化、再帰的近代化、コスモポリタン化といったベック独特のキーワードを通して現代社会における宗教現象を捉えなおすための理論的視座を提示しようとする。 ・世俗化のパラドックス:勝利したのは、ひとつは科学の世俗的合理性であり、もう一つは政治支配の現世的自己規定だった。両者は近代化の二つの主要アクターともい

    ウルリッヒ・ベック『〈私〉だけの神──平和と暴力のはざまにある宗教』 - ものろぎや・そりてえる
    t-kawase
    t-kawase 2011/09/25
    ベックの新刊の要約。買っておいたから、これは読まねばならないなあ。