【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルがインターネットの閲覧履歴などを保存する「クッキー」の利用制限に向けた取り組みを加速する。広告主と協力し、代替技術の試験的な運用を4月に始める方針だ。消費者のプライバシーに対する意識が高まるなか、ネット広告の効率維持との両立を目指す。プライバシーなどを担当するグループプロダクトマネジャーのチェトナ・ビンドラ氏が25日、ブログを通じて代替技術の開発状況につい
![Google、脱「クッキー」加速 4月から広告主と試験運用 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/db8f7868d117af36b82b5a7761ca60a081a839b4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO0229091026012021000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.5%26fp-y%3D0.5%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3D767607e2dc5b6ba425f70deacd972211)
Intro Cookie は、ブラウザに一度保存すれば、次からその値を自動的に送ってくるという、非常に都合の良い仕様から始まった。 State Less が基本だった Web にセッションの概念をもたらし、今ではこれが無ければ実現できないユースケースの方が多い。 冷静に考えればふざけてるとして思えないヘッダ名からもわかるように、当初はこのヘッダがこんなに重宝され、 Web のあり方を変えるかもしれないくらい重要な議論を巻き起こすことになるとは、最初の実装者も思ってなかっただろう。 そんな Cookie が今どう使われ、 3rd Party Cookie (3rdPC) の何が問題になっているのかを踏まえ、これからどうなっていくのかについて考える。 Cookie のユースケース Web にある API の中でも Cookie はいくつかの点で特異な挙動をする 一度保存すれば、次から自動で送る
■ オプトアウト不履行の責任はどう問えるか(と書こうと思ったら終了していた) AppleがiOSアプリでのUDIDの使用を禁止にする方針を示すなか、KDDI子会社の広告会社mediba(JIAA加盟社)が、行動ターゲティング広告用のトラッキング目的で(UDIDの代わりに)MACアドレスを使用する旨を公表していたことに皆が気付いたのは3月16日から17日にかけてのことであった。当時、medibaのサイトには以下のようにはっきりとその旨が書かれていた。日付は2月20日となっていた。 「UDIDが禁止になるからMACアドレスを使う」というのはじつに筋が悪い。なぜUDIDが禁止されるのかその趣旨を知りながらMACアドレスを使うというのであれば、脱法的であると言わざるを得ない。(それどころか、MACアドレスを使うのはUDIDを使うより悪い*1。) あれだけ業界の皆で駄目だ駄目だと言っている最中に、こ
ターゲティング広告の何が問題か? という話について書く。結論としては「プライバシーが広告主に渡るのが問題」ということになる。他にもいろいろ問題はあるがこれについて書く。技術的な問題については一切書かない。 Web におけるターケティング広告とは、特定の属性を持った人に対してのみ広告を表示する、というもので、例えば広告主は 20 代男性 独身 関東在住 アニメに興味がある 人物に対してのみ表示される広告を出稿することが出来る。このような属性を持った人物にアニメやゲームに関係する広告を出せばクリックしてもらえる可能性は高いだろう。 ところでこうした属性を得る為にサードパーティークッキーを用いた行動追跡が行なわれているし、 Facebook ではユーザーが入力した情報をもとに広告が出たりする。この辺はマラが詳しいのでマラに聞いてください。 ところでこうした広告において「東京都杉並区清水6丁目に住
前回の続き。なるべく一般人向けに書きます。サードパーティCookieとあまり関係のない話も書きます。 http://d.hatena.ne.jp/mala/20111125/1322210819 http://d.hatena.ne.jp/mala/20111130/1322668652 前回までの概要 トラッキング目的のCookieの利用などからサードパーティCookieの利用は問題視されIE6で制限がかけられるもプライバシーポリシーを明示すれば利用できるという迂回手段を用意、しかし今ではP3Pはオワコン化、SafariはサードパーティCookieの受け入れをデフォルトで拒否する設定を採用したが一度受け入れたCookieは問答無用で送信、Mozilla関係者は「殆ど合法的な利用目的はない」と言っていたものの既存Webサイトとの互換性のために変更できず、ブラウザはサードパーティCookie
概略 サービスを実施するにあたり、以下の利用者情報を取得していた MACアドレス FacebookアカウントID・Twitter ID 端末のユーザエージェント情報 アクセス期間 閲覧しているURL これらについて提携企業様に対して説明していなかった 他に以下の実施もしていた Google Analytics amazonアフィリエイトプログラム ただしamazonアフィは特定の1店舗のみにて試験的に実施したもので、買い物に関する情報等は一切取得していない Google Analyticsの利用の中止(平成23年12月5日実施) Twitter ID、FACEBOOKアカウントIDの収得の中止(平成23年12月5日実施) Amazonアフィリエイトプログラムのテスト運用の中止(平成23年12月5日実施) -自動的に保存されていたMACアドレス等のログの削除(平成23年12月5日実施)
■ DPI行動ターゲティング広告の実施に対するパブリックコメント提出意見 「ネット全履歴もとに広告」総務省容認 課題は流出対策 - ビジネス・経済, 朝日新聞, 2010年5月30日 「ネット全履歴もとに広告」総務省容認 課題は流出対策 - ネット・ウイルス - デジタル, 朝日新聞, 2010年5月30日 この記事が今日の朝日新聞朝刊1面に出ている。紙の方の記事では「行動ターゲティング広告」と「米英では頓挫」のキーワード解説が載っている。 これは、総務省の「利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会 第二次提言」のことだろう。「ライフログ活用サービスに関する検討について」の中に「ディープ・パケット・インスペクション技術を活用した行動ターゲティング広告について」という節がある。(電気通信事業者の取扱中に係る通信の傍受のことを指して「ライフログ」を呼ぶのには強い違和感がある
インターネットでどんなサイトを閲覧したかがすべて記録される。初めて訪れたサイトなのに「あなたにはこんな商品がおすすめ」と宣伝される――。そんなことを可能にする技術の利用に、総務省がゴーサインを出した。ネット接続業者(プロバイダー)側で、情報を丸ごと読み取る技術を広告に使う手法だ。だが、個人の行動記録が丸裸にされて本人の思わぬ形で流出してしまう危険もある。業者は今後、流出を防ぐ指針作りに入る。 この技術は「ディープ・パケット・インスペクション(DPI)」。プロバイダーのコンピューター(サーバー)に専用の機械を接続し、利用者がサーバーとの間でやりとりする情報を読み取る。どんなサイトを閲覧し、何を買ったか、どんな言葉で検索をかけたかといった情報を分析し、利用者の趣味や志向に応じた広告を配信する。 DPIは従来技術に比べてより多くのデータを集められるため、こうした「行動ターゲティング広告」に利
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く