芸術競技において審査過程の公平性を確保することは重要な課題である.本論文では,審査結果に意図せざる形で偏りが存在しているか否か,存在するとしたらどの程度影響を与えているのか,という問いに対して全日本吹奏楽コンクールを事例として分析を行った.分析の結果,演奏順が後ろであればあるほど有利であるという “overall order bias” と,一つ前の演奏団体のパフォーマンスから影響を受ける “sequential order bias” が存在することが示された.
音楽専攻学生を対象にした絶対音感と相対音感の国際比較研究の結果,日本の学生は絶対音感の能力が優れている反面,音楽において最も大切な相対音感の能力が弱いことが初めて明らかになりました。この結果は,日本の音楽教育(ソルフェージュ教育)が本来あるべき効果をあげていないことを示しており,それを見直す必要があることが示唆されます。 この研究は,新潟大学人文社会科学系(人文学部)フェローの宮崎謙一名誉教授を中心とした,日本,中国,ポーランド,米国の研究者から成る国際研究チームによって行われ,平成 30年 11 月 27 日に米国の Music Perception 誌に論文が掲載されました。 本研究成果のポイント日本の音楽大学では世界でも群を抜いて絶対音感を持つ学生が多い。その反面,中国や欧米に比べて日本の音楽学生は相対音感の能力が弱い。この結果は,日本の音楽教育があまり効果をあげていないことを示して
8月29日、独立行政法人産業技術総合研究所と科学技術振興機構は、インターネット上の楽曲を自動解析する音楽鑑賞システム『Songle』を発表した。同システムは『Songle』のサイト(ページ下部にリンク)より無償で利用できる。 本サービスの特徴を以下にまとめる。 ・ネット上にあるMP3データ、もしくはピアプロに投稿されている楽曲(歌曲)の内容を自動解析し、コードやメロディー、ビートなどを抽出できる。 ・楽曲の解析に基づいて、曲の“サビ”の部分にジャンプできる。 ・解析データのある曲から特定のコードを検索できる。 ・解析したデータをビジュアライザーで見て楽しめる。 ・解析したデータはユーザーが訂正できる。 ・自分のウェブページに『Songle』のプレーヤーを設置し、解析したデータを元に派手な演出が可能。 なお、現在のところ対応できるのは歌曲のみであり、クラシックやカラオケなどの楽器のみで構成さ
セルビアのノビサド(Novi Sad)で開催された音楽祭「EXIT」で熱狂する来場者(2011年7月8日撮影)。(c)AFP/ANDREJ ISAKOVIC 【7月28日 AFP】「最近の音楽はうるさくて、オリジナル性がない」と愚痴をこぼす親世代は、あながち間違ってはいないかもしれない。 英科学誌ネイチャー(Nature)系列のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に26日付で掲載された研究では、1955年から2010年までに世界中で作られたロック、ポップ、ヒップホップ、メタル、エレクトロニックなどさまざまなジャンルの音楽から選んだ50万近くの曲をコンピューターで分析した。その結果、音量レベルが常に上がり続けている一方で、コード進行やメロディーの多様性は過去50年間で一貫して減少を続けていたという。 論文を執筆したスペイン科学研究高等会議
これ、ずーっと気になってた事です。 とにかく一度しっかり検証してみたかった! 小箱じゃなくて大箱で。それもトップクラスの。 しかもできるだけ多くの人に参加してもらって。 そしてその結果をここで書きたかった! WAV vs mp3のこの話題、少し前のだぶさん(Dub Master X氏)のブログでも扱われてボクも拝読させていただいたわけですが… 「ご家庭レベルならいいんだけどね」 (これには以降2回に渡って後日談となる記事があるので、合わせて読んでください。) だぶさんは「DJは音に拘るべきで、WAVという選択肢がある中でmp3を使うべきではない」という旨の事を書かれています。 ただしここではその使うべきではないmp3のビットレートに関しては触れられていません。 もちろん128kbps程度のものだと劣化が顕著なのは明らかですが、最高品質である320kbpsだとどうでしょう? (文中には「ビー
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