勤怠管理というと、筆者が大学を卒業したてに入った会社ではタイムカードを使っていた。2001年ごろである。あれからずいぶんIT化が進んだが、いまだに紙のタイムカードを使っている会社は多い。特に中小企業や、大企業でも店舗や工場などの多い業態ではその傾向が強いのだ。 タイムカードはもはや“負担” タイムカードはある種伝統的で分かりやすい仕組みだが、改ざんが容易だったり、PCで管理するとなるとタイムカードの打刻時間を転記しなければならなかったりと、何かと手間がかかる。そんなタイムカードに変わって注目を集めているのが、デジタルの勤怠管理システム。指紋をセンサーに当てて出退勤をチェックするシステムなども登場しており、誰かが代わりに打刻することは不可能で、改ざんも防げる。また出退勤データの打刻ミスも少なくなるし、PCへの転記ミスは原理的になくなるだろう。 ホテルオークラエンタープライズでは、タイムカード
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