「夢は、あと一歩でかなうぞという時に、大きな障壁がある。その瞬間にあきらめてしまう人も多い。夢のイメージをしっかり持って実現してほしい」。ワタミの渡邉美樹社長は11月22日、日経BP主催のイベント「Career Management Forum 2006」で、「人生に仕事に、夢に日付を」と題して基調講演を行った。 「人間の力でもっとも大きいものは想像力だ」という。自分の夢をハッキリとしたイメージで想像できれば、その実現も近い――というわけだ。渡邉社長は、このイメージの助けになるよう手帳を使ってきた。たとえば、同氏がプロデュースした手帳「夢に日付を! Date your dream」では、取り外し式の「夢カード」が付属している。この夢カードに自分の夢を書いていくわけだが、手帳から取り外せるため、いつでも手軽に自分の夢を確認できる。その都度、実現のイメージを思い浮かべられるのだ。 「夢というも