映像も配信できるテレビには情報量の面で太刀打ちできないものの、ラジオもまた利用ハードルが低く、ながら聴取ができる電波メディアとして多くの人に愛されている。さらに先の震災ではその機動力が十分に発揮され、多くの人から新たな信頼を勝ち取ることもできた。今回はNHK放送文化研究所か2021年5月14日に発表した2020年国民生活時間調査の報告書を基に、ラジオの聴取動向の現状や推移について確認していくことにする(【発表リリース:「2020年 国民生活時間調査」結果概要】)。 今調査の調査要項は先行記事【大きく減ったテレビを見る人、しかし高齢者は相変わらずほとんどの人が見ている(最新)】で記載済みなのでそちらを確認のこと。 次に示すのは調査各年における、ラジオの行為者率。「行為者」とは指定された行動(今件ならばラジオを聴くこと)を実際に15分以上連続して行った人のこと、「行為者率」は指定された時間に該
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