**自動車の本来あるべき姿を体現する「軽トラ」 私たちが当たり前に使う日用品が、いつのまにか使いやすく進化を遂げているのに驚くことがある。 たとえば歯磨き粉のチューブ。昔のそれを覚えているだろうか。フタは小さく、開けるのに少し力が必要だった。閉めるときも、しっかりギュッとひねらないと閉まらず、中身が少し漏れたりもする。残りが少なくなると絞り出すのに苦労する。おまけに、置いた時に安定しないので、決まった位置になかったり...... それが今はどうだろう。現在市販されているほとんどの歯磨き粉チューブは、たいてい上記の欠点をすべてクリアしている。フタが大きくなり、少しひねっただけでパカっと開く。ひねらずに親指で持ち上げるタイプもある。閉めるときも簡単にカチッと閉まる。中身が残り少なくなっても、チューブ本体を軽く押すだけですぐ出てくる。そして、フタを下に立てて置くことができ、安定する。 こうしたチ