ブロックチェーンの活用方法は、単に金銭やトークンの受け渡しのみに留まらず、多岐に渡ります。事実上誰もがアクセス可能なデジタルな空間に、誰も偽造ができない情報を作成できることに価値があるわけです。 そのアプリケーションの一つとして、分散ストレージの共有が面白いと思ったので関連するサービスや研究を紹介します。 共通する思想紹介する事例はどれもシャアリングエコノミーを志向しています。Google Drive, Dropbox, Amazon S3などがクラウドストレージサービスとして代表的ですが、これらのサービスの持つストレージ容量よりも、全世界に眠っているHDDの容量の方が圧倒的に多いわけです。理論上、こうしたユーザスペースを有効活用することで、提供者は眠らせておくより多くの資金を獲得し、ユーザはより低料金でクラウドストレージサービスを利用できます。 クラウドストレージ vs ユーザスペース
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