鍵盤や弦、リードやマウスピースなど、旧来の楽器は入力が発音の仕組みと密接に関わってきた。しかしこうした旧来のインターフェースは、現代の電子楽器にふさわしいものなのだろうか? メディアアーティストの岩井俊雄氏がヤマハと共同で制作した「TENORI-ON」は、この問題に大きく迫ったデバイスだ。 12月2日、明治大学駿河台校舎にあるアカデミーホールで、「シンポジウム“TENORI-ON+初音ミク+BiND+元気ロケッツ×武田双雲”」というイベントが開催された。これは明治大学の大学院理工学研究科に新領域創造専攻が新たに設けられることに伴うもの。この第1部で行われたのが、岩井俊雄氏による電子楽器TENORI-ONのライブパフォーマンスだった。 TENORI-ONは、LED付きスイッチが16×16のグリッドに集合したような形状をしていて、このスイッチを押すことで音が出る。複数のスイッチを押すと次第に複
わたしたちは、生きた植物を用いた様々なインターフェイスを研究開発し、それらを、「栽培という行為を喚起するためのメディア」として、実社会の中で応用する実験を進めています。 日常生活の中での継続的な「栽培」行為を通じて、都市の中での、人と自然あるいは人々同士の、新しいアウェアネスとコミュニケーションを創出することを目標としています。研究開発したプロダクトは、三菱地所株式会社との連携により、丸の内の「大手町カフェ」および、新丸ビル「エコッツェリア」に順に展示され、一般の人々を含んだ公開実験を行っています。生態システム、情報システム、社会システム、の3つが調和する未来を、小さな鉢や水槽に託し、日常生活の中でそれらが均衡するポイントを実感していきたいと考えています。
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