この夏、酷暑の中、世界陸上が大阪で開催されました。期待された日本選手たちのパフォーマンスはいま一つ不発気味で、最終日の女子マラソンの土佐礼子選手の銅メダルでなんとか面目を保ったという結果に終わりました。 開催国日本からは過去最多の81人の精鋭選手が参加しましたが、8位以内の個人種目の入賞は土佐選手を含めて総計6人。メダル獲得数での国別対抗では36位という結果でした。悪いコンディションの中でも実力を出し切ることの難しさを知らしめるような結果だったと言えるでしょう。 今回の世界陸上では公開競技として2種目限定ながらパラリンピック種目も行われました。男女の1500メートル車椅子レースです。その結果は、副島正純選手の銀メダルを筆頭に8位以内入賞者数が日本選手10人のうち計5人という大活躍ぶりでした。 ご存じのように、世界陸上でもトップアスリートたちは特注品のシューズを履いています。大手のスポーツメ