川、雨、海はもちろん、お茶でも走る! そんな「水で走るクルマ」が生まれました。 水で走る車は近年車メーカーがこぞって探している聖杯ですけど、レースで頭ひとつ抜けたのは日本のジェネパックス社(英語読みだと「ジンパックス」に聞こえますね)です。 テスト走行車(上)は、同社の新「ウォーターエネルギーシステム(WES)」搭載。水・空気を燃料・気体の電極に供給する部分には、「Membrane Electrode Assembly (MEA)」という独自技術を使っています。MEAの秘密は、化学反応で水を水素と酸素に分解する特殊素材。音も静かなら、CO2排出もないんです。 大阪の町を快走する、なにわナンバーのH2Oカー。 走行シーンはロイターが世界に伝えたニュース映像でご覧ください。 技術の詳細はもちろん非開示ですけど、なんでも同社説明ではこの新プロセスは既存技術が土台ながら、現存のどんな手法よりも長時