この記事は、2018年3月17日に本ブログに投稿した記事を2020年末に再評価したものです。 --- こちらは、フューチャリストのレイ・カーツワイル氏が、1999年 (邦訳は2001年) の著書『スピリチュアルマシーン』の中で発表した、20年後 (2019年) の将来予測の検証です。 約3年前の2018年に元の記事を投稿して以来、世界は激変しました。新型コロナウィルスの登場は、誰にも予測不可能であり、そこを過ぎたら世界の有り様が一変してしまうという意味において、シンギュラリティと呼びうるかもしれません。そして、2021年1月現在でさえ、我々はその真っ只中を通り抜けている途中であるとも言えます。 テクノロジーに関しては、コロナ禍はある面で研究・開発・普及を妨げ、別の面では -ワクチン、テレビ会議など- 研究や普及を促進した部分もあります。とは言っても、私はこの評価を大きく書き直す必要性を感じ